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石田ゆり子さんは可愛い

どうも、思想犯です。

読書感想文を書くのは、小学生以来でしょうか。

今回、私が紹介するのは石田ゆり子さんの天然日和シリーズです。

私がこの本を知ったのは、彼女の演技に惹かれてからでした。

きっかけは、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』で彼女が演じた「土屋百合」さんからでした。最初はチャーミングな女性だと思っていましたが、段々と、芯のある女性を演じる石田さんに心を奪われる自分がいました。

そして、彼女のエッセイ本を出版しているということで、上記の2冊を購入、休職中に読みました。読了後、彼女の可愛さに魅了されている自分がいたので、是非皆さんに読んでいただきたいと思い、今回このような形で投稿することとなりました。

それでは、私がおすすめする理由を紹介します。

・日記形式なので、さくっと読める

まず、この本は幻冬舎のホームページの中のコーナーで連載していた日記形式で綴られています。そのため、4ページこえる内容もあれば、2ページくらいまでの内容といった、内容の厚みがバラバラな側面があります。でも小説のように何十ページとこえることがないため、当時本を読むことに苦戦していた私には良いリハビリとなりました。

・季節ごとに分けられた項目

最初の天然日和は春夏秋冬に項目を分けています。そのため、季節に沿って読み進めるもよし、季節ごとに読むもよし、春の項目を読んだら次は秋を読むという独特な読み方もよし、というあらゆる読み方を想像してしまいました。皆さんはどのような読み方がお好みでしょうか。

・1人の女性の考え方に魅了される

実は初めて女優に興味を持ったのが、石田ゆり子さんです。最初は彼女の演技に惹かれましたが、彼女の日記を読むと、女優の仕事ってこんな感じなんだと、以前より女優の存在に身近に感じる自分がいました。また、石田さんも文章を書くことが好きだそうで、「文章が全く書けないという人はいない」という考えは、今の私がnoteを書く根幹になっていたりします。私は文章を書くのが好きですが、文章力には自信がありません。ですが、こうやってnoteで書くことで、少しでも自分の文章力を磨こうとしています。

・懺悔と浄化

皆さんも好きなセリフや共感する考え方があると思います。私の場合、この本では「懺悔と浄化」という考え方です。石田ゆり子さんは、文章を書く行為について、懺悔と浄化だと述べています。以下、抜粋文です。

私はときどき考える。私にとって、文章を書くことは、何なのだろうと。文章を書くのが好き、などというと、知的とか博学とか思われるふしがあるが、そういうことではない。これは、本当に。たぶん、懺悔と浄化、だと思う。偉そうになってしまったかなぁ。でも、懺悔と浄化、としか言いようがない。思ったことを書く。思ったまま、書く。それしかできないし、それによって、私の心は、曇りガラスを拭ったように晴れる。もしくは、整理され、風通しがよくなるのだ。

私が書いてる休職日記がまさにそうです。思ったように書く、思ったままを書く。それで自分と向き合っている気がして、気持ちが軽くなります。石田さんの本を読んでから、私はnoteを書く際には、懺悔と浄化を意識するようにしています。

以上です。石田さんという女性が書いたエッセイ本、少しは興味を持ってくれたでしょうか。本が苦手な方でも、さくっと読めるこの2冊、ぜひ読んでみてください。

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