日本への原爆投下について

昭和20年(1945年)8月6日にアメリカは広島に原子爆弾を投下しました。
広島では20万人が、長崎では7万人が原爆で殺されました。
しかし、実用に向けた原爆開発研究を始めたのはアメリカではなく、イギリスでした。
英国による世界初の原爆開発計画は「Tube Alloy Project=鉛管計画=
下水道工事に使う鉛管」と言います。英国首相のチャーチルが計画、指導しました。
開発、研究、原子力専門家の確保、そして費用の点で英国政府の手に負えなくなったことから、チャーチルは第32代大統領ランクリン・ラノア・ーズベルト(FDRと呼ばれます)に研究成果を提供、専門家を渡米させ、原爆の完成を託しました。
これが「Manhattan Project=マンハッタン計画」です。

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