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更年期症状が出てきたら、ホルモンバランスと生活リズム、そしてメンタルを整えよう。

最近、更年期による心身の不調の相談をたびたび受けます。

更年期症状とは、女性の卵巣機能が低下しホルモンバランスが崩れることによって起こるさまざまな不調です。
症状には、ほてり・のぼせ・発汗・動悸などの自律神経の乱れ、夜眠れない・イライラ・不安・うつなどの精神的なもの、頭痛・めまい・肩こり・首こりなどの痛み、疲れやすい・疲れがとれない・倦怠感などの体力の低下しみ・しわ・抜け毛・白髪などの老化現象などの身体的な症状と、
不安や不眠などにみられるメンタル的な症状があります。

症状が重い場合は専門の医療機関に相談する必要がありますが、

逆にちょっと「ん?最近なんか調子悪くない?」と
違和感を感じることが増えてきたら、まずは
ホルモンバランス、生活リズム、メンタルの3つを整えてみませんか。

不調の原因は一つではありません。
それはいろいろなものが混ざって出来た大きな塊のようなものです。

そこにどんなものが含まれているのか、
それを見つけることが症状緩和の手がかりです。
もちろんその中には次第に治まってくるものもあります。
また、少しの工夫で緩和を促進してくれるものもあるのです。

たとえばホルモンバランスは、
これは身体的なものだからある程度何かの力に頼るができます。
例えば一般によく言われている大豆に含まれるイソフラボン、
また、サプリメントや漢方薬もあります。
鍼灸やマッサージ、リフレクソロジーで自律神経に働きかけることもできます。

生活習慣や生活リズムは、自分の心や体の負担を軽くするやり方を取り入れてはどうでしょうか。
家事だってなんだって、若いころと同じように出来ないのは当たり前。
特にこの時期は、完璧じゃない自分にOKを出しましょう。

3つ目のメンタルケア
これが一番難しいですね。
心は本当に複雑に出来ているので、ちょっとしたことで不具合が起きます。
更年期症状による身体的な不具合と混ざり合って、
さらに症状を重くしてしまっているのです。

でもそれは、身体的不調が緩和できれば心の状態も
少しは軽くなるということで、
また心のケアから身体的不調を緩和することも出来るのです。

例えば心に不調をきたす瞬間のトリガーや、
気持ちが少し軽くなったと感じるときの状況が分かれば、
それを避けたり取り入れたりすることによって、
不快なシーンを減らしていくことも出来ます。
(認知行動療法)

いずれにしても、ある程度症状が治まるまで
ゆっくりと時間をかけていくしかありません。

更年期って、
人生100年時代に自分らしく、どう快適にどう過ごしていくのか、
いろいろ変化していく心と身体とどう付き合っていくのか、
自分自身に問われる時期のようですね。

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