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【投機の流儀】今はバブル的要素はないが、過去から学ぶこと

【今週号の目次】
(1)当面の市況
(2)当面の市況(2)
(3)「官製相場」の儲けにくさ
(4)9月は活況だった割安修正運動と今後の警戒感
(5)悪材料が消えて好材料が鮮明になったとも見える
(6)10月以降の大勢観
(7)上昇勢いは最終局面入りの可能性
(8)景気後退期を迎えた場合に日本は金融政策では手詰まりになる
(9)“夏の終わり”が終わって秋酣に入った。コオロギが鳴くから夏が終わるのではない。夏の終わりを感ずるからコオロギが鳴くのだ。
(10)石破氏を筆頭にした「自民党・党内野党」
(11)我が国の近い将来の議会制民主主義を憂える(これは株価の中期的な趨勢と無縁ではない)
(12)9月30日の追伸を確認;当面落ち着きを見せ始めたトルコ
(13)ドイツ最大の“難題”はトランプ氏(嶌信彦氏メルマガVOL99-10月1日付けの一部を引用)
(14)今はバブル的要素はないが、過去から学ぶこと

(1)当面の市況

3日続落、累計下げ幅は487円。
「24,000円±300~500円での値固め」が今来週中ぐらいで済まなければ「24,000円回復の実証」はおぼつかない。

その場合は1月と10月での壮大なWトップになってしまう。

ヘッジファンドなど投機筋の持ち株調整、プット・コール(将来売る権利を得ること)も動いている。
VIXは2月の状況(「節分天井」を形成した後、下降に向かった頃)に似てきた。
今回、この引き金を引いたのは米長期金利の7年3ヶ月ぶりのレベルへの上昇だった。

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