【投機の流儀 セレクション】コロナショックがなくても下降トレンドに入る宿命にあった
本稿では、18年10月2日の2万2270円をもってアベノミクス大相場の老年期相場の大天井だと一貫して述べてきた。(もし、それを瞬間的に抜く場面があっても――実際に近くまで行ったが抜くことは一回もなかった――それは新しい相場が始まるわけではないと何度も述べてきた)。一旦終わった大相場は幕を引かなければ次の大相場は幕が開かないものなのだ。
そのための儀式は、いざなぎ景気相場では「IOSショック」、過剰流動性バブル・列島改造相場では「第1次オイルショック」、平成バブル大相場では「不