一人っ子の僕が「お姉ちゃん」から学んだこと。
タイトルを見て、ん?と思われたかもしれない。
念のため再渇しておくと、僕は一人っ子だ。
ただ、「お姉ちゃん」と呼ぶ人がいる。
一体誰なのかというと、父の姉だ。
つまり、僕からみれば伯母さんの間柄になるわけだが、
呼び方は「お姉ちゃん」だ。
別に指定されたわけではないのだが、未だにそう呼んでいる。
そんなお姉ちゃんは僕が生まれた年から、スナックのママ兼経営者として生きている。
恐らくこの肩書だけでも、「お姉ちゃんのことをもっと知りたい!話してみたい!」と思う人はいるのではないかと思う。
ちなみに僕は、最低でも3か月に1回のペースでご飯に連れて行ってもらっている。
なのでお姉ちゃんと話した時間で言うと大概の人には負けない。
ただ、それだけ多くの時間を過ごしておきながら、僕はこの肩書ともいえる内容以外なんにも知らなかった。
いろんなことを知りだしたのは、本当にここ数か月だ。
ということで、今日はそんなお姉ちゃんと自身のこれからについて書いていく。
お姉ちゃんって何者・・・?
今一度自分のキャリアというものを考えていく中で、
そういえばお姉ちゃんはどんなキャリアを歩んできたんだっけ、と思ったときに本当に何にも答えられなかった。
じゃあ普段何を話していたんだ?と考えてみると、美味しいご飯屋さんの話か日常の些細な出来事をひたすら聞いていた。
小学生の頃からずっとそうだったのに、全く気が付かなったし飽きなかった。
あまり聞くのが好きじゃない僕が永遠に聞き続けているわけだから、お姉ちゃんはやっぱり話し上手なんだと思う。
だから自分から話題を出すなんてことはほとんどなくて、何も考えずに会話をしていた。
ただ改めて今考えてみると、スナックのママ兼経営者というキャリアを20年以上やれている人なんてそうそういるわけはなくて、絶対に話を聴かないと!!と強く思った。
あれ以来、何度かご飯を食べに行ったが毎回本当に刺激的だ。
つい先週も歓楽街のはずれにある鉄板焼き屋に連れて行ってもらったのだが、そこでも面白い話をしてくれた。
泥臭くやり抜く
前職で全く別の仕事をしていたお姉ちゃんは、この業界に入るのが遅かったため若さという武器はあまりなかった。
また夜のお店のルールとして、既に女の子が付いているお客様を横取りしてはいけないというものがあり、接客にはついてもお客様を獲得することにはつながらない日々が続いていたそうだ。
そこでお姉ちゃんは当時勤めていたお店の事務所に通い、まだ女の子がついていない会社などを教えてもらっては、その会社の方々が来たらつかせてもらえるように頼み込み続けたという。
そしてつかせてもらったお客様一人ひとりへの対応を丁寧にし続けることで、着実にその輪を広げていった。
結果として、当時務めていた店舗では数えきれないほどNo.1になり、つぶれかけの店舗の再生をしたと思えば、新店舗成功までやり遂げたそうだ。
お姉ちゃんが凄まじい努力家であることは何となく察していたが、想像をはるかに超えていた。
それと同時にやっぱりお客様やファンを持つ人は小さなことを愚直に積み重ねているんだと改めて実感した。
自分を振り返る
信頼され、応援される人でありたいと思う自分はここまでやり切れているか?と胸に手を当てて考えてみた。
正直なところ、今の僕は最大限それができているとは言えなかった。
学生団体の活動においても、まだできることはあるはずなのに、時間や疲れを言い訳にしてしまっていた。
せっかくそのことに気が付けた以上は、このままでいるわけにはいかない。
だから次、また同じ質問を自分にしたときに、胸を張ってYESといえるために今日から行動を変えることにした。
努力の漏れを拾う
自分が今やっていることを振り返ると、
・面談(自己分析のサポート)
・ES添削
・イベント紹介(エンカレの案件紹介)
・週1note記事投稿(自己開示)
おおよそこの程度だ。
今一度、就活をしている学生のためにできることを考えると、
自己理解と社会理解の両面でのサポートが挙げられるだろう。
まず自己理解については、面談の質向上及び自己分析法・思考の種の提供ができそうだ。
思考の種=自己分析をするといろんなことが見えてくる話題。
例:死ぬときにどう思われたいか?
次に社会理解の面については、情報の提供などもそうだが、一番は学生自身の目で社会を知ることだろう。
ということで、エンカレ以外のイベントについても積極的に調べ・提供しようと思う。
あとはメンターである自分自身の視野を広げることも、面談の質向上につながるだろう。
これからの行動
・コーチングの勉強と実践
・自己分析法や、思考の種の提供
・エンカレ以外のイベントの紹介
・就活関連から、モチベ維持なども含めた情報の発信&シェア
・自分自身も様々な人・価値観に触れる
大まかな部分で言えばこれらを行うわけだが、このままではあまりにも漠然としている。
なので、
・一日一回のイベント案内or就活記事のシェアを行う
・毎日続けている自己分析日記から思考の種を集める
・寝る前の1時間は就活又はそれ以外の情報収集する時間にする
のように具体的な行動に落とし込んで実践してきたいと思う。
学生団体も残り数か月、関わる学生に「かいとさんがメンターで良かった」と思ってもらえるよう、最大限努力する。
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