私の歴史⑬

いつも記事を覗いていただきありがとうございます

前回の記事の続きとなります

人の役に立つことがしたい

人の心を救うことを仕事にしたい

と思うようになり、鬱っぽかった私の気持ちは

すっかり納まりました

僕が影響を受けた、Nさんという方は

リラクゼーション、いわゆるもみほぐしと

とある健康機器を併用して

独自のスタイルで個人で施術をされている方でした

お客さんのカウンセリングを兼ねた雑談をしつつ

健康機器を体に当てて、それから施術をする

最後にまた少し雑談をして終了

という感じの流れで、仕事をされていました

僕は、鬱に近い状態の時に、実際にサービスを受け

身体の疲れが楽になるというよりも

心の疲れを癒していただいた感覚で

本当に救われたと思いました

このサービスは、本当に素晴らしいなと感じたので

僕も同じようなことをして、心が疲れた人や

健康に悩んでいる人を救いたいと、強く思うようになったのでした

それから、会社勤めをしつつ、Nさんに紹介して頂いた

健康機器の講習会に行ったり、身体の仕組みを勉強したり

自分の店を出すときに使う健康機器を購入して

自分が実際に使用したり、実際に行動に移していきました

会社の方はというと、仕事も任せられるようになっていたので

次第に、責任を問われる立場になっていきました

仕事でのストレスも増えていき、相変わらず愚痴ばかり

でも、仕事に対してはストイックにこなしていました

上手く息抜きするという器用さがなかったので

無駄に精神と体力を消耗する生活を続けていました

でも、会社を辞めて自分独りで仕事ができる

という事を考えると、ワクワクして

今の仕事は、自分の夢を叶えるための準備段階だと

捉えることが出来たので、何とか会社を辞めずに

我慢することが出来たのだと思います

Nさんのサービスのお陰も本当に大きかったです

ところがです

自分の考えが本当に、超絶甘ちゃんで

何も成し遂げられるような行動をとっていないことに

気が付かずに、ノウハウコレクターのように

健康機器ばかりを買っては満足する、という行動に出ます

当時は若かったので、自分は何でもできると勘違いし

根拠なく自分の夢は叶うと信じ切っていたため

健康機器を買う、という事を６，７年くらい続けて

機械の詳細を話すことは出来ないのですが

全て合わせると、４５０万円くらいをつぎ込みました

我ながら４５０万円も使えるなんて、スゲーな

なんて、意味の解らない優越感のようなものも感じていて

余裕をぶっこいていました

買うだけ買って、肝心の機械をほとんど使わずに

身体の仕組みの勉強も、講習会に行ったときのみで満足して

ほとんど自主的に学ぼうとしないのです

何となく機械を買って、講習会に行っていれば

いつかは成功できると、勘違いをしてしまっていました

僕は、このままではダメだと思い、会社を辞めるという

思い切った決断をすることになります

今考えると、よくそんな決断が出来たなと

思い切り過ぎる行動をとったなと、感心します（笑）

親にも、Nさんにも内緒です

会社を辞めて、学ぶしかない、後に引けない

という環境を自分で作り出していかなくてはいけない

と決心をして、２０１７年１２月に８年半務めた会社を退社しました

自分が本当にやりたいと思っていた土俵に

やっと立てる、という事にワクワクはしていましたが

同時に、ミスったかな？（笑）

ということも何度も思いました

でももう、後に引くことは出来ませんでした

これが人生の初めての大きな分岐点となり、今に至ることになります

続きはまた書いていきます

最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました