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コメディカルと学会

私は現在の職場のご厚意により、年に2-3回学会に参加させて頂き、勉強させて頂きました。また、最低年に1.2回は学会発表をさせて頂きました。様々な勉強会等も含めると、100回程度に参加し、20回発表した事になります。(論文はほぼない💧)

コメディカルは学会に参加すべきか

この問いは 「はい」と答えます。
もちろんこれは自由ですし、参加している人が偉いなんて事はありません。しかしながら、中にはメリットがわからないために、学会に参加したことがない、または興味がないのでないかと思う事があります。

コメディカルが学科に参加していない理由について調査すると

行きたくない
行ってもわからない
行かしてくれない
お金がかかる

という回答が多いようでした。
個人的見解では、いずれもあまり絶対的な参加しない理由とまで言えない様に思います。

行きたくない→なぜ行きたくないかを一度考え、整理すべきです。何か理由があるはずです。

行ってもわからない→すべてわかっていれば行く必要はありません。わからないからこそ勉強しに行く必要があります。

行かしてくれない→学会は平日週末から土日にかかる事が多いです。どこか1日だけでもいいので、自分の休みを使っていけますし、私はそうしていました。

お金がかかる→これは厳しいです。職場が負担してくれるケースもありますし、ない場合もあります。よほど遠方でなければ、飲み会を1つキャンセルして年に1回は参加できます。

学会の参加の仕方


まずは、ターゲットとなる学会を検索し、参加登録を済ませ、入金します。あとは届いた抄録集と参加票を持って時間通りに会場に向かうのみです。
誰かお知り合いの先生と一緒に聴くのもよいし、1人で集中して聴くのも良いと思います。
また、機械展示は新しい機器や薬剤などが手に触れて確認でき、業者さんから詳しいお話を頂くこともできます。何度か参加しているうちに、業者さんに顔を覚えて頂き、親切にしてくださることも増えたように思います。
学会には時々懇親会というイベントがあり、先生方がざっくばらんに食事などしながら意見を交換できる機会があります。

最近の学会体験談


私自身人見知りで、さらにコメディカル自体が少ない学会では、当然医師ばかりで肩身が狭く、まだ講演を聞いているうちはいいのですが、終了後の懇親会となるといまだに不安です。
先日、毎年参加させていただいていた、学会の懇親会がありましたが、直前まで参加するかどうすべきか迷っていました。誰かお知り合いの先生がいるか、密室のため、1人でも楽しめるかなと不安だったためです。
運良く、顔馴染みの先生をお見かけし、ご厚意によりご一緒させて頂き、普段お話しする事のないこの分野では日本を代表するような先生方のお話しを聴くことができました。また、普通に勤務していだけでは入ってこない情報や、繋がりを得ることができました。

学会は参加するだけではなく、実際に色々な場面に出向き、質問したり、実際に自分で動いてみることも重要だと理解しました。

ただ参加するだけではもったいなく、発表してみることも成長につながります。
普段から疑問に思っていること
もっとこうした方がよいと思うこと
などを理論的にまとめ、指導を受けながら形にしていく作業はそれだけで成長します。
また、学会の発表者としての視点や経験を得ることができ、より学会に緊張感をもって参加できるようになると思います。
一度は発表されることをお勧め致します。

まとめ

学会に一度は参加はすべき
企業展示では製品を触って質問しよう
懇親会に出て先生方とお話ししてみよう
一度は発表してみよう

皆様の参考になりましたら幸いです。

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