世代の壁なんてない。

最近読んだ漫画で、高齢の夫に先立たれた妻がロリータファッションの子と知り合い、ロリータファッションを楽しむことで夫の死から立ち直っていくと言う話がありました。
初めはこんな歳でこんなかわいいものと躊躇い、夫が死んだのに人生を楽しんでいいのかしらと戸惑い、それでも可愛いものが好きと言う気持ちに正直になることで、生前の夫にいつまでも可愛くいてと言われた事を思い出し一歩を踏み出すのです。

幾つになっても好きなことやってていいじゃん

と私は思っているのでとても共感しました。
以前相談会でご縁ができてから時々電話でお話ししている方がいて、かわいいものや洋服が好きな彼女には、

資料館の衣類の管理法

を教えてもらいたいと思っていました。
私よりも年上の方なので体調に不安などもありなかなかお会いできずにいたのですが、先月、車でお迎えに行き、資料館に来てもらいました。
積もる話もあったので、お昼を食べながら色々と話ししてるうちに子どもたちの来る時間となりました。
その後、私が他の子の送迎などを終えて戻ると彼女は低学年の女の子たちとフリルやシフォンの洋服のかわいさの話で盛り上がっていました。
そこには

世代の壁

はありませんでした。

また、別の時。
小学生とおとなで、きのこたけのこ論争から始まり、なぜか仮面ライダーで1番かっこいいのは?更にはワンピースで1番面白いのは何編?と話が膨らみ1時間以上も盛り上がっていました。
やはりそこには

世代の壁

なんてものは

ありませんでした。
世代で分けてしまったら、

ありもしない世代の壁

なんて意識してたら

友達になれるかもしれない人と友達になれない。

それが立証されてるではないか!
世代を超えた居場所づくりは

やはり必要なこと!

なのです。


サポートは峠工房の維持運営費となります! 受け皿のなかった重度障害者の生活・学習・就労訓練から始まり半世紀、近年は増加傾向にあり、対応が追いついていない軽度発達障害、また選択肢の少ない身体障害の人達も住み慣れた地域で生きていけるような自立を支援をしています。よろしくお願いします。