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陶芸体験って何するの?7回体験した私が解説します

私は陶芸体験を7回ぐらいしたことがあり、今は教室で習っています。陶芸体験について、内容や費用について記事にまとめました😉
陶芸に興味があるけどどうしたらいいかな、という方はぜひ参考にしてください。

私はいろんな場所(観光地、陶芸が盛んな町、都会のド真ん中など)で、陶芸体験をしました。その経験から陶芸体験について紹介します😀

1.陶芸体験では何をするのか?

陶芸体験では陶芸をするわけですが、ほとんどの陶芸体験では、「手びねり」または「電動ろくろ」のどちらかの体験ができるところが多いです🙂
(お皿に絵を描くのは絵付け体験として、この記事では別物とします)

■手びねり体験

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「手ろくろ」という、くるくる回る重い鉄の台(上の写真)を使って粘土を成形する方法で作品を作る体験です。

■電動ろくろ体験

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電動で動くろくろを使って粘土を成形する方法で作品を作る体験です。

どちらの体験も、陶芸の長~い作業工程のうち、最初の成形の部分のみ体験します。(陶芸の作業工程に興味がある方はこちらの記事をご覧ください)
それ以降の工程はスタッフの方が代わりにやってくれます😁


2.手びねりと電動ろくろの違い

それぞれの違いを以下の軸で考えてみました。

(1) 難易度

手びねりの場合
指で押さえながら器の形にしていくので、指の跡が付きますし、粘土の厚さを均一にするのが意外と難しいです。「思った通りにできなかった」と思う人が多いでしょう。
しかし、それこそが陶芸の一番の特徴です。プロでも100%思った通りには仕上げるのは難しいです。

一方で、修復困難な失敗はほとんどありませんし、スタッフの方にフォローしてもらえば見栄えを整えてもらえます😉そして、自分だけの作品を作れます。電動ろくろの場合、良くも悪くも特徴のない作品になりがちです。


電動ろくろの場合

難しそう、と思われる方が多いかもしれませんが、実はそんなことはありません。難しいところはスタッフの方がやってくれますし、形を作るのも丁寧に教えてもらえます😊
しかも、電動ろくろの方が見栄えがきれいに仕上がるので、売り物のような作品ができあがります😉

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上の写真は初めて陶芸体験(電動ろくろ)をした友人たちの作品です。すごく上手だ…!🙄

ただ、作品に手がぶつかったりするとグニャっと潰れてしまうことがあるので、慎重に作業しないといけません。「神経質な作業はしたくない!」という方は手びねりの方がおすすめです。


共通点 無心で没頭
電動ろくろではそーっと土を触らないといけないですし、手びねりはきれいに作ることに注力しないといけません。どちらの作業も集中するので、無心で没頭することになると思います😌陶芸体験の一番おすすめしたい点です。

(2) 掛かる時間

手びねりの場合
想像以上に時間が掛かります🙄茶わんや湯呑を1個作るだけでも1~2時間は想定しておく方がいいでしょう。2個以上作りたい方は半日かかると見込んでください。

電動ろくろ
の場合
圧倒的に早いです。成形自体は15分ぐらい、トータル1時間は掛からないと思います。
私の経験上、電動ろくろで陶芸体験する場合、一緒に参加した友人(累計8名)は100%2個目の作品を作っていました。楽しいからもう1個作ってみたいな、という気持ちになるようです😊

2.陶芸体験では何を作れるの?

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ほとんどの場合、湯呑(ゆのみ)かお茶碗です。湯呑ではなく、取手を付けてマグカップにできるところも多いです😀

丸以外の形のお皿や、平たいお皿が作りたいという人は、事前に陶芸教室に確認が必要です。ろくろを使って成形する体験のことが多いので、丸くない(円形ではない)作品は作れないことが多いです。

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また、作品の色については、数色の中から選ぶという方式のところがほとんどです(上の写真は珍しく青が選べた例)。どんな色から選べるのか事前に分かることは少ないです。どうしても気になる方はあらかじめ陶芸教室に聞いておきましょう😀

注意点ですが、電動ろくろでも手びねりでも、「こんな形にしたい!」と思った通りにできるわけではありません。「ちょっと思ったのと違うけど、まあこれはこれで良いか!」と、ゆる~く考えて頂きたいです。

なぜこんなことを書くかと言うと、がっかりして欲しくないからです😓私は陶芸のおもしろさは、「なかなか思った通りにできないけど、少しずつ理想に近づけていく」というところだと思っています😌
完成品に「あれ?こんな感じ?」と思っても、「まあそういうものか」と理解してもらえたらなと思います。

3.陶芸体験の費用は?

作品1個で2,000円~3,000円のところが多いように思います。
ただ、作品が完成した後、自宅まで郵送してもらう場合は別途送料が1,000円程度掛かります😐
また、作品を追加で作る場合、1,000円~2,000円必要になるでしょう。

4.陶芸体験はどんな服装で行けばいいの?

まず、できればエプロンをした方がいいです。陶芸教室で貸してくれることも多いので、確認した方がいいでしょう😉
それでも思いがけず粘土が服に付くかもしれないので、汚れたら嫌な服は避けた方がいいでしょう。

また、ネイルをしている方は注意が必要です💅長時間粘土を触るので、汚れたり剥げてしまう可能性があります。ネイルをしていない方は、爪を切ってから行く方が作業しやすくおすすめです🤚

手びねりの場合
そんなに服は汚れないと思います。最悪エプロンを忘れても大丈夫なレベルです。イスに座って机で作業するので、スカートでもズボンでも大丈夫だと思います。

電動ろくろの場合
絶対にエプロンをした方がいいでしょう🙄水をたくさん使うので、泥水が跳ねたりします。また、電動ろくろは足を広げて座るので、ズボンの方が良いと思います👖

5.陶芸体験はどこでできるの?

陶芸=田舎、というイメージがあるかもしれませんが、陶芸教室は都会のど真ん中にもあります😎(電気で焼く電気窯はビルの中にも設置できます)
ほとんどの陶芸教室で陶芸体験を行っているので、最寄りの陶芸教室に問い合わせしてみましょう。
他にも、京都などの観光地や、焼き物が有名な産地でも陶芸体験をすることができますので、観光の思い出作りにおすすめです🥰

余談ですが、私の経験的に、観光地で人の回転が早かったり、スタッフが若い方の場合、結構ビジネスライクにサクサク指導されます。逆に年配の先生は、理論的に丁寧に指導されているイメージです。

陶芸体験が気になる方は、近所の陶芸教室を検索してみてください。また、旅行の際、観光時間に余裕がある場合は陶芸体験をご検討ください😊

おまけ 筆者が陶芸体験で作った作品

マグカップ以外のお皿2枚は、「何を作ってもOK」という体験コースを選んで作りました。ご参考まで🙂

▼手びねり体験 マグカップ

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▼電動ろくろ体験 スープマグ

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▼電動ろくろ体験 マグカップ

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▼電動ろくろ体験 お皿

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▼電動ろくろ体験 大きな鉢

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気になる点がありましたら、ぜひコメント欄で教えてくださいね😊

よろしければサポートをおねがいします😊頂いたお金は粘土代に使い、陶芸の道を極めていきます。いつか作品にプレミアがつくようにがんばります🍵