渋谷ハジメは何故繰り返し炎上するのか
渋谷ハジメさんは、過去何度も炎上しています。
*どれも更新停止
ただその炎上は、どれも彼を知らない人から見れば、些細な、取るに足らない事柄で、何故炎上するのかよく分からない、といった感じに受け取れる事が多いようです。
主だった炎上や事件を、時系列順に並べ、ネット上の解説動画付きで、完全に主観的にですが、まとめてみます。
1.月ノ美兎とのコラボで炎上(2018年3月)
委員長がバズりはじめた段階で、まだコラボ文化が浸透していなかった頃に企画され、かなり注目されている空気の中決行されたが、渋谷さんによる明らかな無計画/準備不足から来ると思われるgdgdな進行、ぎこちない空気、更に委員長に対して、「どう返したらええねん...」と言いたくなる、場をしらけさせるような、ヘタクソ且つ微妙に上から目線の雑なトーク絡み、気まずい無音が何度も訪れる、お世辞にも楽しい放送とは言えず、空気読めない面識の薄い扱いづらい上司に絡まれて、どうにもいたたまれない新卒女子をひたすら画面越しに見せられるような、拷問に近い光景が繰り広げられました。
まだ界隈に、強く「優しい世界」の空気が残っていた為、「何となくイタい」を感情論として公然と批判する人は少なく、これだけで炎上した訳ではありません。
むしろ放送後の、リスナーからの意見に対し、渋谷さんが「文句言うな」ポジションで公然と殴りかかった為、「いやそれは流石におかしいやろ」という突っ込みが相次ぎ、結果として「四天王くいころ」発言が見出し的に取り沙汰され、そこにフォーカスがいったまま、渋谷さんは謝罪に至り、活動休止という結果におさまる事になります。
2.緑凸炎上(2019年2月)
上記炎上が収束した後、渋谷さんは深夜のまったり配信というスタイルから、コラボを連発するスタイルに変化します。
渋谷さんは、かなりの会話下手なのに加え、よく分からないポイントで、ゲストに変なマウントを取る癖があり、その為ゲストやリスナーが突っ込みを入れると変な空気が生まれるせいで、コラボにはいつも妙に緊張した、ゲストが渋谷さんに気を使い続けるだけの、ギクシャクした雰囲気に終始する事が頻発しました。
こうした会話に気を使わせる人が場に居ると、相手は大抵会話を進める為に、ビジネスモードに入ってしまいます。こうなるとリラックスした雑談が発生しにくくなり、所謂楽しい雰囲気というよりは、一方が労力を使って会話を回す為に接待をするような、キャバクラのような空気感になってしまい、推しが和気藹々と楽しんでいる姿を見たい人達の求める物とは、往々にして違う結果になる事が多いです。
渋谷さんがコラボに入ると、自分の推しが主役でなく、自動的に会話の司会という脇役に移行してしまう事を強制されるような感覚になる為、コラボ相手のリスナーからの薄らとしたヘイトを、渋谷さんは徐々に稼いで行く事になりました。
元々渋谷さんの視聴者数は、一期生の中でも桁違いで低く、更にそうした痛いコラボを連発していく中で、新規流入が滞る中、既存視聴者の選別淘汰がひっそりと深く進行していきます。
大まかに「根は凄くいいやつで、不器用なだけだから、ある程度の事は許容すべき」派と、「いやライバーなんだから、直すべきところは直してとリスナーはちゃんと言うべき」派の、二つに分けられます。
問題はこの二派の、渋谷さんの行動に対する「許容できるライン」の定義がひどく曖昧なとことにありました。実際こうした問題のどこからライン越えか?という問題は基準策定が難しいものです。ほとんどの人が明確な定規を共有出来る事なく、この二派の間をフラフラと行き来しているような状態でした。
加えて、渋谷さんは、リスナーに対してもマウントを徹底的に取る傾向が強く、基本提言を一切受け入れません。
「俺はそうは思わない」を一貫して通すので、次第に「直すべきところは直してというべき」派は、諦めて去るか、脳死で肯定するか、どちらかしか無い、といった状況になります。
結果、渋谷さんのコミュニティは、基本脳死で渋谷さんを肯定しないと、居場所が無くなってしまうような傾向が強まってきました。それは前向きな物では無く、一種の諦観を孕んでいた、不健全な性質の物であった事がポイントです。
こうした空気感は、この動画に例としてよく現れています。
勿論、自分のスタイルを押し通す事も、決して間違った事では無く、配信者として重要な事である側面もあります。
しかし、渋谷さんは、自分を押し通すと同時に、数字に対しても非常に執着しました。主に登録者数と同時接続数です。
渋谷さんは、数字に執着する割に、基本的なファンサービスや、放送準備、ゲストに対する当たり前と思えるレベルの気遣いを、すぐに放棄する傾向にあります。それらは怠慢と呼べるレベルに側からは見えてしまい、そこを変えるだけで数字が伸びるのは明らかだ、と考える人は大勢いました。
シンプルな例で言うと、YouTubeチャンネルのウェルカムコンテンツ、おすすめや再生リストは、全く整理される事なく、何年もメンテナンスされないまま放置されています。また、放送の告知忘れや記述ミス、動画の概要欄のカオスぶり、予定表を出すと言って出さない、放送のリスケを予告無しにやったり、そのまま忘れたり、等など。
これらは一つ一つは些細な事ですが、売れているプレイヤー達と比較して、明確にすぐに行動に移し修正出来る、それも数字アップの為のエビデンスとして、ほぼ常識化しているような事ばかりです。
渋谷さんはこの頃、「大型企画の司会ポジションになりたい」という発言を繰り返していました。リスナーはそれに対し、遠回しに「向いてない気がする」「それよりも普段の活動を丁寧にする事に注力したほうが」といった諫言をする事が多く、その度に渋谷さんはそれらに対し「やってみなきゃ分からない」「それは俺が決める事」といった強い反発の意思を表明しました。
リスナーが活動方針に根本介入するのは確かに論外ですが、渋谷さんの場合は、PDCAサイクルのCheck(評価)、 Act(改善)の不十分さを指摘されているだけであり、Plan(計画)、 Do(実行)への介入では無いのですから、そこを区別せず、一括りにして意見を全く聞かないというのは、余りにも極端で本質的ではないでしょう。
伝説対決、スマブラ78時間など、司会ポジションの機会を手にするものの、結果は芳しく無く、それらの失敗の分析も行わず、焦燥を露わにして無謀に見えるチャレンジにだけ意欲を募らせる姿は、最早自暴自棄の負のループに陥ってるように見えましたが、リスナーは言っても無駄だなという、一種の諦めのような境地で見守るだけしか出来ません。
こうした足元の積み重ねを無視したまま、渋谷さんは場当たり的な企画濫造や、トーク力の向上しないままのクオリティの低いコラボ連発を繰り返し、手をつけては、結果がすぐに出なければ途中で投げ出すという、博打的な暴走にも見て取れる活動をつづけました。
その結果が、緑凸炎上です。
はっきり言って、この放送自体は、ある意味渋谷さんのいつも通りのクオリティの内容でした。
そこで終了後のリスナーからの建設的な提言に対し、このtweetを投下した事により、「不器用だから仕方ない」で許容していた既存ファンに、我慢の限界が訪れます。
その後、この件に対して謝罪枠を設けるも、その内容が多くの人には到底謝っているようには見えない、開き直りに見えるようなものでした。
以降、「謝罪したからこの件は終わり、もう触れない」というスタンスを渋谷さんが取った為、既存ファンは登録解除という方法で、納得出来ない気持ちを表明しはじめました。
深刻だったのは、このファンの登録解除という行動が、抗議の意味の組織だったものではなく、我慢の果ての諦めからくる自然発生的な現象だった事です。
これにより起きた登録解除の波は、非常に重く残り、結果として、約8ヶ月後に別件で炎上し、長期謹慎するまでの間に、回復の兆しを殆ど見せないまま、計5,000人近くが登録解除する事になります。
3.音源盗用事件(2019年3月)
緑凸の際、きっちり事態を収めなかった事により、既存ファンの中から反転した人や、コラボで推しと渋谷さんが絡んだ際に不快に感じた人達から、自然発生的に「懲らしめたい」というような不健全な揚げ足取りに似た動機が生まれ、またファンのままでいる人の中にすらも、「何でもいいから本人から反省する態度を引き出したい」という動機が発生しはじめました。
過去の行動の粗探しがはじまり、その中に、カラオケ動画で使われている「友達に作ってもらった」と本人が説明したオケが、有名な個人演奏動画の無断使用ではないか、という疑惑が持ち上がりました。
本人や運営への問い合わせなどが行われ、放送内でもコメントでの追及が連日続いた結果、渋谷さんは、虚偽説明と無断使用を認め、二週間の活動自粛を発表する事になりました。
この一連の騒動で、渋谷さんには「虚言癖があるのではないか」というレッテルが、かなり強く残ってしまいます。
実際がどうであれ、この色濃いレッテルにより、既存ファンの中にも、渋谷さんの行動をどこかで根本的に信頼出来ない、疑問視するような風潮が生まれ、これが謹慎までの間に、数多くの燻りを生み出す大きな一因となってしまいます。
4.ラグマスギルド放置事件(2019年7月)
一番意味不明で、超超どうでもいい事件。
一言で言うと内輪揉め、もしくは痴話喧嘩。
・渋谷さんがラグマスというゲームを開始、ゲーム内でギルドを立て、リスナーからメンバー募集、渋谷さんがリスナーとゲーム内で直接交流するのは、ほぼ初めてに近い試み
・初回放送後、そのまま長期間説明無しに放置、ログインもしなかった為、ギルドマスターの権限がリスナーの1人に自動的に移った
・そのリスナーは、渋谷さんの切り抜きを多数上げている代表的なファンだった。ファンへの態度に怒ってtwitterでお気持ち表明、メンバーシップ登録解除すると騒ぐ
・渋谷さんすぐにtwitterで反応し、謝罪めいた文を投稿するが、色々中途半端、その後放送のコメント等で正式な謝罪の追求が飛ぶがスルーし続ける
・ファンからの非難の声が大きくなり、ラグマス最終回と称した謝罪配信枠を設ける
この頃には、渋谷さんはもうにじさんじ内で「名前を出せないあの人」みたいなオーラを完全に纏っていました。
コラボもまともにセッティング出来るような空気では無く、完全に閉じコン化していて、濃いファン以外にはそもそも存在すら忘れられているようなレベル、同接最大100〜200とかが平常、開始直後は10人ぐらい、最大2桁の放送も目立ち、コメント欄は分速1コメ(秒速ではありません)で、全くスクロールしないような状況です。
そんな中起きたこの騒動、私は野次馬根性でついリアタイしてしまったのですが、ファンの溜まりに溜まった鬱憤がここぞとばかりに噴出され、最早何がアジェンダなのか誰も分からないまま、渋谷さんのズレた噛み合わない幼児のようなレスポンスに、ファン側も合理性の無いヒステリーを積み重ねていく様は、シンプルにホラーでした。
一番怖かったのは、何一つとして結論は出なかったというか、議論がはじまってすらいなかった筈なのに、最後一部ファンが「良かった腹割って話せてこれで仲直りだ!」みたいな締めをしだして、今から最終回しまーす集合写真撮ろうぜーみたいな流れになって終わった事です。
依存症患者の治療紛いの詐欺ワークショップを見ているような気がしました。
本放送をチャット欄と併せて見直すと、シンプルにドキュメンタリーとして面白いので、個人的におすすめします。いや時間の無駄である事は間違いないけど
5.ゴースティング疑惑事件(2019年9月)
これも割とどうでもいい事件に入るのですが、渋谷さんの「虚言」というレッテルに、更なる濃い疑念を付与し、既存ファンにも「もう擁護不可能」という印象を与え、謹慎にブーストを与える結果になりました。
経緯としては、ふくやマスターさんのPUBG耐久企画に、ゲストとして叶さんが合流、その放送途中に、渋谷さんが連戦で続けて画面に無断で映り込み、演者リスナー共に「え何で渋谷さんがいるの?」と困惑し、明らかに放送画面を見て行動をカンニング(ゴースティング)した上で、遮蔽物に潜み、攻撃もせずにずっと隠れていたように見えた為、最早目的すらよく分からず、なんか得体の知れない気持ち悪さを多くの人に与えた、という物です。
スナイプが良い悪いは、正直放送主が決める部分が大きいので是非を論じるのはアレですし(雰囲気を見る限り盛り上がったとは決して言えないですが)、ゴースティングに関しては証明が難しいので、この件はそれだけといえばそれだけです。
ただ問題は、この件の釈明をリスナーにした際の、渋谷さんの挙動不審感が半端なかった事です。
放送でよせばいいのに、コメントに噛みつきリプレイを中途半端に流しはじめたり。
ゴースティング疑惑でヘラった様子を見せて、リスナーに相談する枠を設けるが、遅刻からのドタキャン、更に数時間後に普通にゲーム枠をスタートして、「相談?あーあれもう解決したわごめんw」とぶちかますというハットトリックを決めます。
そんなのがこういう事言っちゃうのは、高度なジョークなんでしょうか。
なお現在も遅刻すっぽかしは、日常的に高頻度でやっているようです。
例:「(3/28)この後深夜に麻雀やる」→ ARK作業配信を長引かせる →「寝てからやります」→「(3/29)作業してました!」→ そのままARKコラボ →「0時から麻雀やる」→「会議が入ったのでその後やります」→「会議終わった!(8時)」→ 麻雀のお知らせ無し
6.アクキー騒動事件(2019年10月)
・誕生日にプレゼント送ってくれたら、お礼に限定アクキーを送付するという企画を実施
・誕生日には30名程からプレゼントが届く。その後お礼のアクキーを今作っていますという報告を数度行うが、報告の度に、6月中に出来ます→7月になります→もうちょっと先です、とろくな説明もなくペンディングする。
・8月になって、突然プレゼント送ってくれた人はこのフォームに送付先書いてくれと、googleフォームをtwitterで公開する。「お前さては段取りとか今まで全く考えてなかったな」といういい加減な対応と、プライバシー情報の扱いの杜撰さの懸念から、突っ込みが入りまくるが、結果フォームの出したり引っ込めたりを三度繰り返し、突っ込みに対する説明は一切なし、放送内でも一切触れない。
・実際に送ったファンがtwitterでの質問、放送内でのコメントで質問するが、回答は一切なく、運営に聞いてくれの一点張り、運営に問い合わせするが回答なし。
・放送内でもコメントでの追及が続き、そもそも運営に本人が相談してすらいなかった事が発覚、本人はダンマリを続けたが、10月になり突然、上記経緯説明と長期謹慎の発表が、本人により行われた。
なお、tweetでの謝罪の数時間前に突然雑談放送が行われたが、これから謝罪&謹慎に突入する人間とは、まるで思えない内容だった事に、恐怖を覚えた人間が多数でした。
何というか、面倒くさい事は徹底的に後回しにして、考えるのすらやめてしまう事が、習慣として身についてしまっている人なんだろうなと思いました。
7.最近
復帰後の渋谷さんは、謹慎中に箱に新たに入ってきたリスナー群をArkブームに乗って獲得する事に成功し(リスナーリセマラ、リスナーリセットとよく表現されます)、登録者10万人までもう少しという、復活といって差し支えない状況のようです。
なのですが、ここにきて同時接続数、登録者の伸びに割と目に見えて陰りが出てきました。
Arkがそもそもコンテンツとして衰退してきた事もあり、次のコンテンツを見つけられない事に、渋谷さんは焦りを感じているように側から見えます。
先日、何も事件などないのに、突然登録者がマイナスに転じる事がありました。
渋谷さんは動揺したのか、ネガティヴな発言、放送コメントへのキレ返しが多くなり、ある放送では概要欄に長文のポエムを投下しました。
そうした迷走を見かねてか、ファンの1人がある放送のコメントに長文の諫言を投稿しました。
渋谷さんはこれに反応し、更には平日昼間にお気持ち放送を実行します。
今はこの騒動関連の動画は、発端のコメントがついた普通の内容の動画含め、全てメンバー限定公開になっています。
お気持ち放送の内容は、リスナーのアドバイスにひたすら渋谷さんが「NO」を言う内容で、一部抜粋すると
「俺が感じたことをストレートに言うよ。みんな気を張りすぎじゃない?
わかるよ?心配になるのも。俺が炎上したり休止したりして、復帰して駆け上がって、
今落ち・・・良く言うと落ち着いた。悪く言うと停滞した」
「でも、そんななんか、大丈夫だよ。そもそも俺は冗談でリスナーを調教してるというけど
あくまで冗談。人が人をコントロールすることはできない。ある程度の統制はできるけど」
「逆にリスナーさんも俺をコントロールしようなんて百億万年早いから」
コメント「リスナーの意見受け入れたことなさそう」
「(コメントへ)どう思う?俺は受け入れてるつもり。その人がそう思ったならそうなんだろうな」
コメント「配信内のコメント深く考えて無くない?」
→「どうして俺が考えてないと君がきめつけるんだい?」
コメント欄が荒れだし
「イライラ?してないよw。なんでお前らが俺の気持ちを代弁するんだ!」
コメント「スルーできないの?」
「なんでスルーできないの?性分かな?自分はこうなんだって言いたくなる性分」
「自分の事認めろってだけの配信はしてないよ?それだったらこんな配信しない。
それだったら無視してひたすら自分のやりたいことやってるわ」
そういえば武士の商法って言葉、義務教育でならいましたね。
現在登録者は300人程減った状態から動いていないようです。
8.何故繰り返し炎上するのか
渋谷さんには決定的に欠けている部分があって、それは自己の承認欲求や、自己実現欲求が、他者の都合を侵食する事を 、全く問題と思わない事です。
有名なマズローの欲求段階で言うと、本来人間は社会的欲求のフェーズに至るまでに、「自分の欲する物は、他者や社会の欲求と交換する事でしか手に入れられない」という原則を学習する必要があります。
つまりギブ&テイク、最初に身を削って相手が喜ぶ物を差し出すという具合に、他者の欲求に合わせて自己をコントロールできるようにならないと、社会的欲求や承認欲求、更に自己実現欲求は満たす事が不可能である、というシンプルな真理ですが、渋谷さんは、ギブを「リスナーの求めるもの」でなく「俺が考えたお前らの喜ぶもの」の提供で成立すると錯誤する傾向があります。
更にその「喜ぶもの」の感覚が、一般的に見て非常識だったり、幼稚といって差し支えない感性のものだったり、蔑称で「にじさんじのsyamu」等と呼ばれてしまうのも、こうした部分に起因します。
場合によっては、無条件で報酬を受け取る事が当然と考えており、他者の権利を侵食した結果の罰則を、まるで理不尽な不幸が我が身に起きたかのように考えているような節が見受けられます。
また、自分の考えたギブが、他人に喜ばれるか喜ばれないかを、一切考慮しない為、「俺はやったんだから、それを評価しないのはおかしい」という思考にすぐ至る傾向が見られます。
例として、これまで数度行われた謝罪は、態度や内容、説明の稚拙さ/不十分さが数多くリスナーからも指摘されていますが、渋谷さんは一貫して「さっきごめんって言ったしそれで終わり」という態度で、反省の態度を長く続ける事を頑として拒みます。
これはアクキー騒動の謝罪発表後のtweetですが、自己の不始末で誠意を問われている状況にも関わらず、全く悪びれなく自己憐憫の混じった姿勢を、これ程堂々と表に出せる神経は、特筆すべきものがあります。
前述しましたが、渋谷さんへのリスナーの提言は、Check(評価)、 Act(改善)がゼロに近い事の指摘なので、Plan(計画)、 Do(実行)に口出ししている訳ではない事が殆どです。
既ににじさんじの箱内に、ノウハウやナレッジ、更には評価基準となる最低限のスキルセットがほぼ可視化されている中で、板に立つ前の最低限の訓練の努力を一切放棄したまま、子供のようにありのままの器だけで、プロップスだけひたすら欲しがる事が出来る人間など、それこそバキの花山薫のようなチート人間以外には無理な話です。
博打を張りたいのであれば、自己責任で、それこそ個人勢でやるべきでしょう。
そこを変えないと何度も同じ事を繰り返すだけだと思いますが、ブスブスと燻り続けるのも私としては立派なエンターテインメントなので、これからも楽しませ続けて欲しいものです。
以上です。