見出し画像

「真実」はひとつしかない。人はなぜ騙されるのか?

これは、私が2009年の9月に、ブログで書いたものです。

911テロが起きた、8年後に書いたブログです。
まずは、当時の気持ちを、そのまま載せたいと思います。

              (以下、2009年9月13日ブログより)**********************************
9月11日。
今年もあの日がやって来た。
2001年9月11日。
NYでは同時多発テロでワールドトレードセンターが崩壊。数千人の罪も無い尊い命が一瞬にして奪われた。
あれから8年。
人々はあの痛ましいテロから、一体何を学んだのだろう。

2009年。マスコミはほとんど報道をしなくなった。いつの間にか、あの日は風化しつつある。
思い出せば、2004年4月。
私は仕事で、NYにいた。

仕事の合間に、どうしても訪れておきたかった場所。
そう、あのワールドトレードセンター跡地“グラウンド・ゼロ”の前に私は立っていた。
グラウンド・ゼロの前に立ち、
何故だか、とても悲しく、とても虚しく、とても苦しくなった。

それは何なのか、今思い返しても良く分からない。
既に片付けられた現場は、私に確かに何かを訴えかけてきたのだ。

NY、グラウンド・ゼロの前にて(2004/4/21)撮影

そう、あの日から、僅かながら私の人生観が変わり始めたのである。
人は何故憎しみ合い、殺し合わなければいけないのだろう。

肌の色が違うから?
人種が違うから?
宗教が違うから?
イデオロギーの相違から?
歴史から起こる憎しみで?

誰もが幸せになりたいのに、争い事が好きな人などいないのに、
人はそれを忘れ、過ちを繰り返す。
自分とは違うものを持つ相手と争い、排除しようとする。
憎しみは、また新たな憎しみを生み、そこには負の連鎖しか起こらない。

グラウンド・ゼロの前に立ち、
自分は何のために、この世界に生まれてきたのだろう。
自分のすべきこととは何だろう。
そう思ったのです。

僅かながら、私の人生観が更に変わり始めた瞬間がそこにあった事を思い出す。
あの日から、一歩ずつ新たな動きを始め、現在の自分がいるのである。

NY、グラウンド・ゼロの前にて(2004/4/21)撮影

              (以上、2009年9月13日ブログより)
**********************************

さて、上の記事は、2009年9月13日に書いたものです。
あの「911テロ事件」と呼ばれたできごとから、22年が経ちました。
現在の私は、上記のブログを書いたころとは、違う考えを持っています。

「真実はひとつ」です。

人は何で、いとも簡単に騙されてしまうのだろう?
実際に私も、騙された一人です。今現在は、そう思っています。

私自身、ここ数年で、TVをほとんど見なくなりました。
新聞や、ネットニュースに関しても、そのまま受け取ることなく、常に疑いながらみています。

2020年初頭から、世界を騒がせた”あのこと”も、そのあとの世界の動きも、とても胡散臭さを感じています。
ここ数年は、つねに鳥瞰的にものごとを見るようになりました。

今は、自ら情報を掴みに行く時代です。
世の中には、玉石混交の情報があふれていますが、真実の情報もあります。
無料の垂れ流しのメディアでは、真実を掴むことはできないと確信しました。なぜならば、そこには、スポンサーや権力者の利権が存在するからです。
利権を持つ側にとって不都合な情報は、流されるはずがありません。

これからも、常に大きくアンテナを張り、「真実か否かを見分ける力」を磨きたい

そのように思う、911事件から22年後の私なのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?