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さらっぴん日記【3月第2週】

歳を重ねても日々なにか新しいことに出会い、発見し、刺激を受けたりします。
毎日が間違いなく”さらっぴん”(新しいの関西弁)なのです。
……ということで、その日に遭遇した自分にとっての新鮮な事柄を、画文形式でまとめていきます。

3月5日(日):タラちゃんの引き継ぎは成功したでしゅ

朝日新聞に連載し始めたの頃のタラちゃん

18時30分にテレビをつけて、新しいタラちゃんの登場を待ちました。
一家団欒の中にタラちゃんが座っていて、「僕も欲しいです」と第一声。
その声を聞いてすぐに「よかった……」とホッとしました。
そう、声の質はともかく、その口調や雰囲気はタラちゃんだったからです。
「サザエさん」を観て、こんなに安心したことはなかったと感慨を深めました。

3月6日(月):恐ろしや、Amazonのタイムセールに心乱れて

日付が変わるタイミングでのAmazon閲覧は危険だ

クラファンで手に入れたトップダウン式の高速3Dプリンターは私の手には負えない代物だと知りました。
幸いにも開封していなかったので、売ろうと考えた矢先、Amazonでは扱い慣れた従来型の3Dプリンターをタイムセールしているではありませんか。
残り時間は7分。
定価よりも1万円以上安い。そして8Kタイプの有名メーカーの商品です。
買う理由を見つけたとして、終了2分前にポチった次第です。

3月7日(火):猿沢池のベンチに腰掛けて塔を見上げる喜び

いまだ五重塔を眺められる現実(右側は工事中の予想画)

春めく空気を吸いながら、暮れる空の下のベンチに腰を下ろしました。
目の前に拡がる猿沢池。その向こうには興福寺の五重塔がそびえています。
本来ならこの1月から8年にわたる修理工事が始まっていて、塔の雄姿は見られなかったはず。
ところが資材高騰などの要因でいまだ着工されずにいます。
ここはひとまず、五重塔を眺めらえれる猶予を愉しみましょう。

3月8日(水):ホワイトボードアニメーションを作ってみたら

テスト版として登場する女性キャラクター

Webサービスの開発において、サイトのメインビジュアルをどうするか検討していました。
いま流行のホワイトボードアニメーションにしてみたらと提案があり、その制作方法をネットで検索。
やはりアプリを使うのが手っ取り早いと、定番の『Doodly』に行き着いたわけです。
解説動画やサイトが多くて扱いやすそうですが、結構なお値段が気になるところ。
しかし躊躇してられないので、導入することにしました。

3月9日(木):滋賀のショッピングモールにある無人書店に関しての取材

Zoomを使っての取材対応

ショッピングモールのブランチ大津京で『SELF BOOKS』という無人書店を経営しています。
久しぶりにこの店の取材が業界紙からいただきました。
書店としてのアイデンティティーを守りたいとしながらも、いまや子供たちが本を読みながら親の買い物を待つ場所として役立っている事実を伝えておきました。

3月10日(金):WBCを観戦しながらカッコイイ表現を得る

人気急上昇のメジャーリーガー、ヌートバー

野球をいっさい観ない家人ですが、World Baseball Classic には興味があるようです。
ある局面で「今って、アウト・ゼロ?」と尋ねられました。
「アウト・ゼロ」という耳馴染みのない単語に対して、「あ、ノーアウトね」と捻りのない返しをしてしまう自分のつまらなさに反省するばかり。
アウト・ゼロって響きが、モンスター・ゼロ(X星人が呼ぶキングギドラのこと)くらいカッコイイなぁ、と噛みしめました。

3月11日(土):はじめてのラグビー観戦で巨大モニターをありがたがる

遠くのリアルよりも近くの映像

5月並みの陽気の中、花園ラグビー場で近鉄ライナーズとトヨタヴェルブリッツ戦を観ました。
試合前には12年前の東北大震災の哀悼の意を込め、選手やスタッフ、観客全員が起立し1分間の黙祷です。
その後、芝の緑がまぶしい美しいフィールド上で、漢たちの戦いが始まりました。
遠くの方でワサワサと戦っているところには目が届かないので、710インチの巨大モニターが頼りでした。

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