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読書メモ BODY SHARING 身体の制約なき未来 玉城絵美(著)

・視覚情報は受動的であるため、自分がする楽しい体験ではなく他人に羨ましさを感じてしまう体験になりがち
・Tik Tokのミーム動画からは、受動的に観るだけでなく、人々を能動的に発信させるための誘導装置が埋め込まれているプラットフォームとも言える
・人間は1/18以下の時間を認識できない
・自らが体験していると感じるために重要なのは身体所有感や身体主体感を伴った臨場感
→これはteamLabの猪子さんが言っていることに通じる
・機械に対して人側がどう情報入力するかで、機械のアウトプットの質が変わる
→Chatgptと同じで使う側の質を上げるほうが早い
・「君の名は。」のように人同士で入れ替わったら、実際は他人の身体を直ちに容易に動かせるはずがない
・感覚を共有した時に人間は動物の体を使いこなせるか
→どんなに身体拡張のデバイスが生まれても、キャリブレーションの手順は外せないから、このプロセスを理学療法士の技術で抑えておけばこの仕事の需要は確実にある。なんなら価値がより一層高まるかもしれない。あくまで贅沢品としての価値の要素が強いけれど。
・UnlimitedHand
・FirstVR
・BodySharingによる共感能力のアップグレード
・複雑性のカオスこそ知性
・病院の入院部屋にはカオス性が少ない→知性が生まれにくいかもしれない

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