辞めろと言われても続けたいと思うことだけで良いじゃない

木工修行をしていてつくづく思う
これは俺の仕事じゃないなって
前職で家庭用エアコンの開発をしていたときもそう思った
これは俺の仕事じゃないなって
この言葉は誰にでもできる仕事だから俺がやるべきことじゃないと言っているのではない
むしろ逆で、自分よりも他の人がやった方が良いと思っているから言っている言葉である
こう思う条件はただ1つ
それは、好奇心が刺激され続けないゆえに、辞めろと言われても続けたいと思えないことだ

気が乗らないそれにつきる
気が乗らないことは続けていてもしょうがない
今の木工での現場ではお金をもらっていないからモチベーションが出ていないだけなのかなとも思ったが、前職ではお金をもらっていたけどそう思っていたからそこは関係無いのだろう
むしろ、金をもらえる立場であっても続けたいと思えない仕事だったということだ
そんなことで人生を埋めたくない
そう思って前職を辞めた
辞めるなら早いほうが良いなと思い辞めた

こういう決断をすると英断だと言う人も何人かいたが、大抵は逃げたなと思っているのだろう
実際両親は親戚に合わせる顔が無いように思う
けど、ごめんなさい許して下さい
それが僕なんです
っていう感じです
無理だと思ったらもう無理
この感覚って、恋人に対して一度無理と思ったらもう戻れないのと似ている
それとこれとを同じにするなと言われても私には同じ感覚である
恋人も無理だと思ったら新しい恋人を見つけたら良い
仕事も無理だと思ったら新しい仕事を見つけたら良い
これが私の持論だし私の人生でもあると思う
選択の自由は誰にも阻むことができない
けど、両親にいつまでも心配をかけ続ける訳にもいかないしかけ続けたくないとは思っている
そう思う一番の理由はお金だ

前に、今居る木工所の後輩に、私が一番重要視しているのはお金だと言ったら、悲しいですねと言われた
正直全く共感できなかった
生きていくだけでお金が必要だという現実をあまり認識していないのかなとも思った
お金より野望が大事だと言う人はお金に困ったことが無いから言えるのであって、正直ぬるま湯に浸かっている人なんだと思う
だから相手にしない
「笑われていこうじゃねぇか 高みを目指せば拳の出ないケンカもある」
ONE PIECEの黒髭の台詞が思い出される
どんなに悪く思われても俺の価値観は変わらない
お金が大事である
これを分からない人とは相容れないと思う
この価値観を守り生活していくことを念頭に置いて、辞めろと言われても続けたいことをいつか見つけられたら良いな
理想を実現させた先には本当の自由があると信じて

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