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にちようび。

日曜日が終わる。今日は珍しく休み。
11時まで惰眠を貪り、のそのそと起き出して弊組のECサイトの手直しをし(12月公開なので急ぎだった)、駅前まで出ていって丸善で新刊の『知的生活の設計』を買いに行った。『ライフハック大全』の作者さんの新刊。ライフハッカーの本って好きなんだよなあ、昔から。

今日はやるべき事をこなした後も意外と時間がとれたので、DropBoxに溜まっていた写真をフォルダ分けして、ちらかったデスクトップも片付け、また明日からの仕事の準備を整える。ほんとは毎日ちょっとずつ片付けられればいいんだろうけど、なかなか疲れもあってうまくはできない。

だからこうして休日を宛てて「整理整頓」を行なう。その行為自体はきっと何も生み出していないけど、明日からの自分の生産性が上がるならしめしめと思う。

寒くなってくると、ああ、今年もこれから忙しくなるなと思う。私の繁忙期は冬から春。これからしばらくは、平日走りまくって、休日は休みつつも今日みたいに平日ちらかった頭とPCと部屋を片付ける。そんな毎日になると思う。

忙しいっちゃあ忙しい。でも人生経験上、受動的な忙しさは鬱々としたものだが、自分から足を突っ込む「能動的な」忙しさは心地が良い。

前にホリエモンの『多動力』を読んで、自分のスマホでPCと同じくらい仕事できるようにいじったことがあった。仕事の用件は全部LINEとSlackで飛ばし合って、書類もWordのアプリで作って…みたいに。多分世の中のインフルエンサーの皆様はもっとえげつなく効率的にスマホで仕事をされているのだろうが、まあまずは真似事からだ。

移動時間などスキマ時間にがんがんタスクを潰していくのはやけに心地よかった。あまりにスピード感が出すぎると、優先度とかやらなくていい仕事とかの選択をしなくなるのがまだ未熟でがあるが。
私は気分の浮き沈みの激しい性分なので「多動力モード」になれる日とそうでない日はあるが、言いたいことは「能動的な忙しさは心地いい」のだ。

でもそれってよくよく考えれば何にでもそうであって、仕事でも遊びでも、自分で考えて自分の手で足でやるから面白いのだ。あるいは誰かの指示ややらされであったとしても、きちんと自分の中に腹落ちさせ、能動的なモードで取り組めば楽しくなるのだ。きっと。

だもんで、人生これまでもこれからも色々あるが、なんとかして「能動的に生きているな、私」感だけは失わないでいよう。自分のオールは渡さないようにと、中島みゆきだって歌っている。

こんな日曜日は、やけに考えがくるくる回る。でも、たまにはいいでしょ。

おしまい。

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