Tignes day4〜世界との差を感じる〜
4日目
起床
6:00起床
乾燥対策した濡れタオルが良かったのか、そこまで気にならずに一度も起きずに熟睡。
昨日午後しっかり休養をとった分体はリセットされ身体が良いコンディション。
今外は雲がかかっていて雨は降っていない。昨日積もった雪はみぞれに変わったのか少しで溶けていて心元ない。うっすら見える山も2500mより下は昨日とそこまで変わっていなく、積もってなさそう。
林道も石の出てるあのままだろう。
午前
6:30いつも通りバナナにナッツ、ヨーグルトをかけて食べる。それで目を覚ます。7:00ころバゲットでフレンチトーストを作ったのを食べる。
全身をストレッチしてほぐし、支度をして9:00出発
今日は昨日とは打って変わって冷えていて寒い。
今日はショートインターバルトレーニング。
(30s 30sr ×4)×2
メニュー自体はeasy。
今日もマルクとトレーニング。上でイニーゴと合流して3人でトレーニング。
標高2700mの斜度5%もないような緩い登り坂。
15秒まではダイナミックフォームでグライドを意識しながら。そこから走りに変わりダッシュ。1本目はなんとかついていくが2本目からの走りのスピードに唖然。たった30秒で30m、いやそれ以上離される。「え、こんなに違うの?」
世界との差を突きつけられた。
後で聞いたら「今のが100%だよ」と、「でもあと1分はいけるかな」
イニーゴはワールドカップのスプリントで3位に入る選手。そんな選手のトップスピードを体感できた事は良かったが悔しさよりも苦笑いの方が大きかった。
1セット目はなんとか10m以内で終われたが、2セット目は話にならない。
終わった後、後ろからゼーハーして酸欠で苦しんでる僕を見てイニーゴが笑いながらグータッチをしてくる。「このやろー、かっこよすぎじゃないか!」
当然マルクもイニーゴと競り合うようにしてトレーニングを終える。マルクはまだ21歳。こんなにも違うのか…。
その後少し登って一度200m下る。上部は10cmくらい雪が積もっており、みんなパウダーに下をかっ飛ばしていく。シールをつけ、標高3300mまで登り返す。マルクはずっと気にかけてくれ、最後まで案内してくれる。
そして待望の滑降!
一面に広がる山とピステンバーンは息を呑むほどの美しさ。マルクと写真を撮り、標高差-1200mのダウンヒル。
昨日の雪のおかげで石は隠れ、林道はそれでもなんとか滑れる状態。
下まで滑って下り、車で宿へ。
15km 2時間20分 最大心拍151。
あんなに苦しかったのに151。全然足が動いてない。まだまだだ。
いや、疲れた。色々思う事はあるがとにかく疲れた。
午後
昼はパスタを食べる。少し寝て、16:00からランニング。宿からすぐのゲレンデの林道を走って登る500m程登り美しい景色にカメラが止まらない。
下りはマウンテンバイクコースを下る。ひたすら絶景を前にダウンヒル。
ティーニュの街に降りて、ティーニュ湖を周り、宿へ。
ついたと同時にイニーゴ、ニコ、アントニオが出てきて、「ティーニュ湖の周り走りに行くぞ!」と。「ジョグなら!」と笑いながら一周ジョグ。
結局のんびり終わるはずが12kmも走ってしまい、少し疲れた…。でもみんなと走れる事は貴重な事。一緒にトレーニングできることが僕にとっては財産。
就寝
帰ってきてお風呂に入り、ご飯を食べ、ストレッチ。今日は午前中から高負荷で動いてたからすごい疲れた、早めに寝よう。
今日で一度ジャパンコーチが帰国し、別のコーチが明日合流!とても頼もしいコーチです。
きついトレーニングを一緒にやると終わった後の達成感を共有できて、また一歩チームメイトに近づけた気がする。
明日も厳しい現実を目の当たりするかもしれないが、どんなことでも受け入れて経験を積んでいきたい。
see you tomorrow!
22:00就寝6:00起床
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