どうしてメキシコか。

ワタシは今メキシコに滞在している。

どうしてメキシコか、理由はいたって単純。

４年前の夏に初めて訪れた時、不思議とものすごく肌に合うのを感じ魅了され、すぐに「この国だ！」と確信した。

気候、メキシコ人の人柄、伝統や文化への愛、それらを今も活かしてしっかりと”メキシコ色”を残しているところ、ものすごく発展している国ではないが特に不便なところはなく必要な物は揃っている。そして物価も安い。

ただ、やっぱり危険も多い国。

ワタシは幸い一度も危険な目にあったことはないけど、実際にたまに行っていたショッピングモールやカフェで銃撃事件があって人が亡くなったりしている。こういった事件はだいたいマフィアとかの組織同士でのやり合いらしいけど、やっぱりその場に居合わせたら怖いだろう。

現地人が言う”危険なエリア”には行かないことと、日頃からある程度の警戒心を持っているのは本当に大事。

それでもやっぱり魅力に溢れているメキシコ。

住んでいる今でさえ町や人などを見ていると「あぁ、この国が大好きだなぁ。」と感じることがよくある。

もちろん、生まれ育った日本とはまた違った環境に魅了されることは当たり前といっても過言ではないかもしれないけど、

にしても、正直どうしてここまでメキシコに愛が溢れてしまうかわからない。

他に行った国々も確かにそれぞれの魅力に溢れてた。だけどメキシコは何かずば抜けた”魔力”のようなものを持っている気がする..

友人たちにも「どうしてTotoritaはそんなにメキシコが好きなの？」とよく聞かれ、そのたびにさっき書いたような”メキシコ人の人柄うんぬん”の説明をする。これらはもちろん本当に感じていることだけど、言葉では説明できない、伝えられない”何か”がワタシの中にある。とワタシは感じ続けていた。

初回のnoteにも書いた友人の”トトロ”にも何度かその話をしているが、とある日、急に「totoritaはきっとずっと昔にメキシコにいたんだよ。」と言ってきた。なんの根拠もないが、妙に府に落ちたような感覚になったのを覚えてる。そんなことってある？そんなような話を聞いたことがあるけど、今まで考えたこともなかった。

ワタシの前世とやらがもし本当にメキシコにいたとしても、いなかったとしてもワタシの中で府に落ちたんだからそれでいっか！と思ってる。

ありがとうトトロ。

それに何を隠そう、この国が人を惹き付ける要素をたくさん持っているのは事実。

ワタシのメキシコへの愛はこれからもまだまだ溢れていきそう。