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【我が家の部屋割り問題_vol.3_「やっぱ畳でしょ!」】

勝手に連載中の…我が家『部屋割り』のこと。『リフォーム』じゃないんかい!!という読み手の声が聞こえてきそう。経験と知識を結集(誰の?)した結果は、やはり『部屋割り』で事足りると判断しました。

そのリフォーム、ちょっと待った!
うちの家族は、ハタチと16歳の子どもと夫婦で構成されています。一般的に、この頃は〔モノで家の中がパンパンになっている〕ご家庭が多いのです。結婚し、子供が生まれ、ベビー用品、ランドセルなど学用品、成長段階に合わせた洋服、おもちゃに、スポーグッズにキャンプ用品、食器に、家電…。大体のご家庭は〔処分する物量〕より〔増やす物量〕の方が圧倒的に多いです。さらに時間の経過とともに、右上がりにモノが増え、“ある時点”を超えると、爆発的なスピードで加速します。“ある時点”を超えた家はご自身では〔手に負えなくなって〕…ゴミ屋敷のように生活感のない状態になることも。。「(家で)心から寛ぐことができない」と感じている人は、モノと収納のバランスが崩れている可能性があるでしょう。
早め早めに対策をすることが重要です。


「モノが多いなぁ」と感じたら、多くの人は『リフォーム』を考えるのでは?

・家が古くなった
・家が狭くなった(モノが増えた)
・子供が増えた
・加齢が原因で
・リフレッシュしたくなった…

など理由は、色々です。でもその『リフォーム』…必要ないかも。
モノを入れる(仕舞うための)リフォームなら、一旦冷静になって5年先、10年先を考えてみましょう。
すると…「リフォームは、人の(家族の)ためにしよう」と思うはず。

我が家も、それ!その考えで『ミニマムな』方法で、リフォームを回避しました。


畳スペースの復活!
我が家のリビングには、すでにソファはありません。新築する際、オムツ替えやゴロゴロするのに必要と考え、リビングの一角に畳を敷きました。これは大正解で、子育てに畳は本当にぴったりでした。ハイハイするにも、転んでも畳なら安心でした。お昼寝するにもちょこっとお布団を敷いて・・・使い勝手が良かったのです。

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しかし、子どもたちが「足けり自動車」で家の中を、爆走するようになったら、畳はあっという間に擦れで台無しに(涙)井草がボロボロになって、セーターなどにクズがくっつくようになったのです。ですから、それを隠すタメにカーペットを上から被せて、畳を隠しました。長い年月。。

新しくしたのは「畳」だけ
リビングのそのボロい畳スペースを生かして、私たち夫婦はそこにお布団を敷いて眠ることにしました。この際、ボロを琉球畳のように半畳を9枚敷き詰めました。フローリングからの境目の枠は、私がサンダーを掛け、ペンキを塗って仕上げました。畳の新調も『DIY』しようと試みましたが、さすがにこれはプロにお願いすることに。畳は新しいタイプのモノで、井草ではありません。水分をこぼしてもサッとふける、丈夫な「ダイケン」の和紙の畳です。畳やさん情報では『鎌倉の名刹の畳と同じだ!』そうです。

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我が家は、元々部屋をドアで「なるべく」仕切らない!ようなつくりです。ですから、リビングの畳コーナーに寝ることに抵抗感はなく、むしろ旅館風で気持ちがいい!部屋が有効に使えます。ソファがありませんから、家族は畳でゴロゴロ。それぞれが好きなスタイルで寛いでいます。加齢と共に、お布団の上げ下ろしがおっくうになったときは、その時にまた〔ミニマム〕変更を考えます。子育てに成功すれば??子どもは、家から巣立つ…はずです。。

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『あるモノ』を最大限に生かした、私の部屋割りはいかがでしょう?狭いながらも「快適」な我が家。必要なモノはちゃんと揃っているのです。本当に『リフォーム』が必要な時はもっと先でしょう。住み替えが必要になる可能性もそう少なくありません。ですから、ご自身のライフスタイルと合わせてじっくり考えましょう。「収納スペース」を広げるためのリフォームなら…おすすめできません。

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