見出し画像

言うこと聞かない子供に罰なしでどうやってやらせれば?【中学生夏休みの勉強】

夏休み、特に昼間にだらだらだらだらと、勉強をするわけでも、家のことをするわけでもなく、寝っ転がって(下手したら起きてこなくて)ってなったら、それで、やることをやるように言っても、全然しなかったら・・・ペナルティ(罰)を与えたい。ペナルティを与えてやるように指導したい。

そう思っていたのは、はい、私です。

「ゲームは勉強終わってからです!」
「決めた時間は勉強する。守れなければ、○○は無し!」

そんなペナルティー(罰)を振りかざして、子供にあの手この手でやらせようと思ってたのですが、全然効果ありませんでした。(親子でケンカが増えただけ)

今なら思います。

「本人に任せましょ」

うちの息子は中学生なので、もう大きい。自分のことを自分で考えられる年齢です。宿題や勉強を必ずやるかどうかは分かりませんが、自分の人生を自分で考えられるはず。

特に勉強をどうするかは、他の誰の問題でもなく、子供本人の問題なのですから。

とは言え、夏休みの終わりが見えてきているのに、机の上には学校から持って帰った教科書類がドサッと積まれたっきり、動かしたり見たりしている形跡もないとヤキモキするし、心配にもなるし、

「大丈夫かな?いや、きっと大丈夫じゃない」

と予想したり。(この予想かなり当たる自信がある)

そうなると親はドキドキです。が、だからこそ、

「任せましょう」

をおススメしたいです。なぜって、

「結末を体験させる」チャンスだから!

アドラー心理学では、賞罰の子育てはお勧めしません。なぜなら、賞罰子育ては、結果重視だし、上下関係になっちゃう。そうすると、子供は上の立場の親の顔色をうかがってばかりになりがちです。やる気が育ちにくい。

じゃあ、どうするのか?

褒める → 勇気づけ
罰する → 結末を体験させる

なのです。

結末を体験させるのは、この場合、最後まで子供にお任せして、子供が結末を体験することです。

・意外とテキパキやって終わらせるかもしれない
・甘い見積もりで、最後は徹夜になるかもしれない。
・お母さん、手伝ってえ~、と泣くかもしれない。
・しれっとそのまま学校に行って放課後やらされるかもしれない。

どうなるかは、分かりませんが、本人が思った通りにやってみて、体験する。それが最も子供にとっておいしい経験となる。のですから。

いずれ自立するための大事な経験と考えれば、とってもおいしい経験。

目の前で寝転がってる子供を見ながら、「いやいや、そうは言ってもそれは優秀なお子さんの話で・・」なんて思っていましたが、そこを分かりやすくお伝えする講座を9月に開講します。


講座は12章からなり、全4日間で開講します。
ご参加おまちしています☆

**********************
ELM(エルム)勇気づけ講座
9月11日、25日、10月16日、30日(全4日間)
10:00~13:00(オンライン(zoom))
**********************





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?