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転職について ① 1社について働くことのリスク

こんにちは、いとやん@転職6回人事マンです。

今回は「転職」についての話です。

転職を話す前に1社で働くことのリスクを3つにまとめました。

最近でこそ「転職」という言葉は、マイナスのイメージではなくなってきたが(一部の会社、役員レベルではまだまだ「転職回数」が…なんて話はでますが)、この変化の激しい時代(”VUCA(ブーカ)”と言われてますね)に、1社でずっと働くことの方がリスクであるという考え方も増えてきてます。

1.視野、世界の狭さ

仕事をする上で様々な知識・スキルを身に着けていきます。この知識・スキルが他の会社では多大な価値を生むこともあります。特に大企業での知識・スキルはベンチャー企業において欲しいことはしばしばあります。

「僕は転職する気ないからどうでもいいや」、「転職するほど価値がないない」と言って、客観的に判断しないことで実は転職することで年収を3割増やすことができるチャンスもあります。

平日は同じ会社の人、週末は家族だけという生活では世界がどんどん狭くなっていきます。3年もしないうちに考え方が凝り固まってしまい、上司の話をうのみしてしまい、危機的な状況というのがわからないまま過ごすことになります。(俗にいう茹でカエルという状況です)


2.終身雇用の崩壊

いい大学を出たから会社がずっと養ってくれるという考えは、本当に甘い。

2019年春、日本を代表する大手企業トヨタが終身雇用はもうないと言及したことは記憶に新しいですね。

トヨタ社長の"終身雇用発言"で透けた本音https://president.jp/articles/-/28850

現代ですらこのような状況において、5年後、10年後の保証は何もない。

会社は親でもないので養う義務はないし、その会社が存続し続ける可能性も低い…

東京商工リサーチには会社の平均寿命の統計が載っていますので参考に

2018年の平均寿命は23.9年。新卒(22歳)で入社してようやく落ち着くころに(45歳)近くで倒産…なんてこともありますね。40代で何も考えてない転職というのは、なかなかつらいと思います。

3.成長できてますか?くすぶってませんか?

1に近いかもしれませんが、1年前と違う仕事をしていますか?

これにYes!と答えれるならまだましですが、もし、同じであるのであれば、成長出来ていないです。

「いやいや、処理スピードも上がってるし、効率化してるから!」という意見もあると思いますが、アウトプットが同じ⇒結果は同じなんです。

効率化することは大事です。しかし、その空いた時間で一緒の仕事をしているのであれば一緒です。

新しい仕事がしたい!という気持ちがセットでないと


いずれの3つとも、「現状に満足しては危険」という事を話しています。

僕は人から言われる仕事が嫌い、人から感謝されたい人が楽しく働くのを見たいという「軸」があるので、その軸を元に活動していたらたまたま転職が多くなっただけとも言えますが…

M&Aなどを経験し、M&A先の従業員を見るといつも思うのが、

「いつまでも続くと考えている」人というのは、会社の経営次第では去ってもらう可能性は非常に高いと言えます。


是非、この記事を読んでくれた人は、今すぐ転職するしないは別として、転職という選択肢もあるという事を意識しておいてほしいです。


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