見出し画像

托卵

TOPの画像の鳥"カッコウ"と言うそうです。
この鳥、自分では子育てしないそうで
他の鳥の巣に卵を産みヒナを育ててもらう
それを"托卵"と呼ぶそうです

相談に乗ったりしていると
あらゆる方面から色んな話を耳にします

その中でも
『またか・・・』となるのが

離婚して初めは両親どちらかが子供を引き取り
育てるのですが
ある年齢になると、片方の親の元に行くという話を
最近よく聴きます

"ある年齢"と言うのもまちまち
大学入学前とか
高校入学前とからしいのです

始めて聞いた時は
『なんのために?』と首をひねりましたが
聞いていると
子供に手がかかる時は
気配り・目配りが出来る母親の元で育ち
性格などが形成されると
今度は父親の元で社会的な事を学ぶというのが
理由の1つだとか
後は
学校までの距離が短いからとか
母親は口うるさいけど、父親はそうでもないからなど
子供の意思はある程度、尊重される様です

ある人にこの話をすると
『まるで、カッコウの様だね』と苦笑いしていました
カッコウとは少し勝手が違いますが

下世話な話ですが
実際にそういった生活をしている方に
『高校、大学前に引き取った場合って
結構お金かかりますよね?援助とかあるんですか?』と聞くと

『一切ありません。最近は離婚しても、慰謝料や婚姻費用など
もらえないケースが、ほとんどですから。』

知り合いの弁護士さんに聞くと

『最近の離婚は、モラハラとかDVとか昔と違ってきているから
離婚が難しいなと感じたら、お金(婚姻費用・財産分与)とかはナシで
離婚の話に入ります』

やっぱりそうなるのか~( ゚Д゚)

未婚の友人の1人が
『最近は結婚するのも怖いし、子供を産むなんてハードル高すぎて
躊躇する・・・』と言っていたのも
少しわかる気がしました。

大切に育ててもらえるのなら
別の親鳥に育てられても
カッコウの"ヒナ"は幸せなのでしょうか?

今回の"学び"
昔と違って離婚の原因は複雑化し
離婚後の親子・夫婦の関係性も
変わって来ています
自分では
『子供はこっちといた方が絶対幸せ💓』と
考えますが
子供の年齢によっては
『どちらの方が通学に便利?』と考えるのでしょうか?