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事業を立ち上げたきっかけ・ヒストリー〜Vol.4〜

事業を立ち上げたきっかけ・ヒストリーを、「弊社代表 北條 武が語る」シリーズの第4弾!
今回は、開発への想いや今後の展望について語ってもらいました。

<これまでの記事>
事業を立ち上げたきっかけ・ヒストリー〜Vol.1〜
事業を立ち上げたきっかけ・ヒストリー〜Vol.2〜
事業を立ち上げたきっかけ・ヒストリー〜Vol.3〜


①AI自働化への想い

AI自働化により設計者を助けたい

お客様(回路設計者)の「こういう機能を持たせたい」という要望を具現化し、お客様の思いを形にすることが当社の目標です。
これを経営理念とし、その追求の結果として、AIを活用した自働化に取り組むことを選択しました。
AI自動設計の仕組みが設計者の手助けとなることを目指しています。

AI活用前と活用後のイメージ

設計者の個性を尊重

AI開発においてはただ作業を効率化させるのではなく、設計者が自身の個性(センス)を活かせる仕組みを構築することを重視しています。
設計者は職人気質でこだわりが強い傾向にあります。
AIで作業を自働化するにしても、設計者自身の要望やセンスに基づいたものを提供しなければ、設計者の満足を得ることは難しいと考えています。

これまで自社や他社を含め、何百名もの設計者と協力してきましたが、やはり各々が独自の個性を有していました。

私は設計者の個性を失くすのではなく、個性を尊重することでシステム開発後のユーザー満足度が向上すると信じています。

②今後の開発について

今後の開発

2024年3月から、自分の設計手法を自働化させたAIである「ai-pcb」を自動生成するツールを開発予定です。
これにより、プラットフォーム上で誰でも自働AIを生成することが可能となります。

今後の展望

設計者それぞれの個性を活かしつつ生産性を向上させることができるツールを世に出すことを目指して、今後も開発を続けていきます。
開発と同時に、作業部分はAIに委ね、設計者はクリエイティブな考えに専念できる環境の構築を目指します。
それがAIとの共存にも繋がり、自身の収入や企業の利益を拡大することにも繋がると私は信じています。

また、自ら構築したAIは他者に引き継ぐことも可能です。
従来は1on1で教育を施す必要があったものが、AIが育成ツールとして機能する可能性もあります。
「AI自働化することにより、作業だけでなく技術の引き継ぎ(教育)まで効率的にできるようになる」
これが、当社が目指しているゴールです。

③まとめ

これまで4回にわたりお届けしてきた「事業を立ち上げたきっかけ・ヒストリー」は、今回が最終回となります。
これからもこのnote上で定期的に記事を配信してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。