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読書レビュー そのまま使えるアイスブレイクのアイデア帳

 面白さ★★★★☆
 オススメ★★★★☆
 難しさ☆☆☆☆☆
 ページ数:159

 ひとことで表すと……タイトル通りのアイスブレイクのネタ帳

 この本では、チームのコミュニケーションなどの際に行う、多様なアイスブレイク手法が紹介されている。いくつか特に実際にやってみたいと思ったものを紹介する。

嘘の自己紹介
3つのうち一つが嘘の自己紹介をしてもらう。
(〜の資格を持ってます、など)
嘘の自己紹介を当ててもらい、当てられた人や当たった人、全く騙せなかった人などキャラクターを知ることができる。

沈黙ペア散歩
30分など沈黙状態で散歩してもらう。言葉なしだと一緒に歩きづらく、気まずさを味わい他の何かでなんとか互いを理解しようとする。また、終わった後は言葉があふれる。

ポジション対話
Mover(推進役)、Follower(従者)、Opposer(反対役)、Observer(観察役)にわかれてテーマトーク、ポジションを回して実施し、自分が話す際にどういうポジションになりがちか意識させる。

ペンサークル
隣同士でペンを上下指で支えて持ってサークルを作る。ペンを落とさず背中向きになってもらう。

 4つピックアップして紹介したが、この本にはこれ以外も含め30以上のアイスブレイクが紹介されており、何かアイスブレイクを用意したいと思った時にこの本を見れば適したものが見つかると思われる。

 また、最後の対談形式の章ではchatGPTについても触れられており、まとめられている中にもchatGPTから着想を得たものがある。chatGPTを活用してアイスブレイクのネタを新しく作り出すのも有効であると思われる。

今回の本:アイスブレイクのアイデア帳 著 ワークショップ探検部 松場俊夫 広江朋紀 児浦良裕 佐野和之 白土詠胡 翔泳社 2023

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