面白さ★★★★☆ オススメ★★★★☆ 難しさ★★☆☆☆ ページ数:238 ひとことで表すと……色の与える様々な影響について知れる本 色は様々な物事に大きな影響を与えており、この本では、その影響がどのようなものなのかについて詳しく説明している。 まず色は光線のうちの一定波長のものであり、さらに虹の7色や暖色、寒色などに分類される。色による様々な影響は、視覚的な影響はもちろん、光線的な要素でも人に影響を与えている。光線的な影響とは、光を浴びる事によるホルモン分
面白さ★★★★★ オススメ★★★☆☆ 難しさ★★★★☆ ページ数:382 ひとことで表すと……独特の世界に引きこまれるタイムスリップ法廷ミステリー 最近続けてこの作者の小説を読んでいるが、中でも一番展開が分かりづらかったが同時に一番引きこまれる内容だった。やはりタイムスリップものは時系列の整理等がなかなか難しく、一回読んだだけでは理解し切れていないところがある。だがそんな中でも、今までにない斬新な設定やテンポのよい展開によって引きこまれるとても面白い小説だった
面白さ★★★★☆ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★★☆ ページ数:286 ひとことで表すと……経済の成り立ちや、主要な構成要素について歴史的な流れから学べる本 タイトルの通り、この本では経済の基本的な成り立ちや、通貨や財政などの構成要素についてその歴史から学ぶことができる内容となっている。 全体の流れとしては、まず経済学、景気とは?という導入から、通貨や通商、税、財政という経済の基本的構成要素をそれぞれ解説している。私は今まで一切経済学的な教育は受けた事が
面白さ★★★★☆ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★☆☆ ページ数:341 ひとことで表すと……未熟な主人公と相棒の相補関係が心地よい推理小説 今回の本は、以前読んだ作者の推理小説が面白かったのでそれで選んでみた。結論から言うと、今回の作品も読みやすくて面白かった。個人的には前回の「原因において自由な物語」の方が若干好みではあるが、今回の方が好きな人も多そうだと思うような内容となっている。 主人公の古城行成は法学部の大学生で、無料法律相談を行っている。そこに
面白さ★★★★★ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★★☆ ページ数:205 ひとことで表すと……人間関係とは何かについて考え、独自の定義をしていく本 この本では、人間関係について、友人や恋人、家族などといった不安定で一意に決まらないものではなく、その性質から、新たな関係性の考え方を提示している。 まずそもそも友人や恋人、家族が不安定というのはどういう意味かと言うと、例えば友人や恋人であれば友人と恋人は両立する状態があるかもしれないし、どちらとも呼べないような
面白さ★★★★★ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★☆☆ ページ数:351 ひとことで表すと……登場人物の心情描写が丁寧な謎が心地よい現代ミステリー小説 主人公はミステリー小説作家だが、同居人からアイデアをもらいながら小説を書いているいわゆるゴーストライターによって成功をおさめている。新たな小説のプロットを同居人から受け取った主人公だが、その同居人がプロット内容と似た状況である廃病院で屋上から飛び降りてしまう。さらにはそのプロットが実は1年前に実際にあった事件で
面白さ★★★☆☆ オススメ★★★☆☆ 難しさ★★★★★ ページ数:231 ひとことで表すと…ゲノム編集についての専門的な基礎知識が得られる本 まずこの本の1ページ目で自分の誤解に気づいた。ゲノム編集と遺伝子組み換えは別の技術だった!(その筋の人にとっては当たり前だと思うが) ゲノム編集の技術が開発される前は、人工突然変異や遺伝子ターゲティング(これは想像できる内容だった)によって遺伝子の突然変異を行っていたらしい。ではゲノム編集とは何か。それは人工制限酵素
面白さ★★★★☆ オススメ★★★★★ 難しさ★☆☆☆☆ ページ数:123 ひとことで表すと……松下幸之助の人生論にも通ずるようなリーダー論について知れる本 この本では、パナソニックやPHP研究所の創業者である松下幸之助の、次代のリーダーはこうあるべきという考えが48の項目で紹介されている。 構成としては、まず1部は成功するために知ってほしいことというタイトルで、16個の教訓が紹介されている。2部はリーダーになる人に知っておいてほしいことで、残りの32個の教
面白さ★★★★☆ オススメ★★★★★ 難しさ★☆☆☆☆ ページ数:279 ひとことで表すと……成功するにはどうしたらよいかについての方法論 この本では、生きていく上で成功するにはどうしたら良いかついて、著者の経験からの学びを通して知ることができる。 著者は元プロ野球選手なのだが、プロ野球選手としては通算ヒット1本で活躍することができなかった。その経験から、どうして活躍できなかったのか?プロで活躍している同期などはどうして成功しているのか?などについて考え、
面白さ★★★★★ オススメ★★★★★ 難しさ★★★★☆ ページ数:502 ひとことで表すと……イノベーションを生み出すルーンショットとは何か?生み出せる組織とはどんなものか?について考える本 ルーンショットと呼ばれる、誰もが成功すると思わないような馬鹿げたクレイジーな発想が、時に素晴らしいイノベーションを生み出す。この本では、ルーンショットとはどんなものなのか、それを生み出す構造についてや、組織でルーンショットを育てる土壌はどうしたら育てられるのかについて論じ
面白さ★★★★★ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★★☆ ページ数:233 ひとことで表すと……バブルとは一体何なのかについて理解できる本 この本では、投資とバブルについての基本的な考え方について、わかりやすく説明されている。 ただし、2009年の本なので最新の状況については反映されていない。リーマンショックの影響、サブプライムローン問題については言及されている。 まず投資の基本的な構造について説明されており、株式投資や、投資信託、大数の法則についてなど、知
面白さ★★★★☆ オススメ★★★★☆ 難しさ★☆☆☆☆ ページ数:141 ひとことで表すと……発明とその権利についての、ロイヤリティを得るために必要な知識を身につけられる本 この本では、発明について、その発想方法から権利化、会社とのやりとりや商品化まで、一通りの流れと注意点を知ることができるような流れなっている。 発明の発想方法については、普段の生活から着想を得て、自ら試作するという手法が紹介されている。試作して試行錯誤ができるだけでなく、主婦でも試作でき
面白さ★★★★☆ オススメ★★★★☆ 難しさ☆☆☆☆☆ ページ数:159 ひとことで表すと……タイトル通りのアイスブレイクのネタ帳 この本では、チームのコミュニケーションなどの際に行う、多様なアイスブレイク手法が紹介されている。いくつか特に実際にやってみたいと思ったものを紹介する。 嘘の自己紹介 3つのうち一つが嘘の自己紹介をしてもらう。 (〜の資格を持ってます、など) 嘘の自己紹介を当ててもらい、当てられた人や当たった人、全く騙せなかった人などキャラクター
面白さ★★★★★ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★★★ ページ数:270 ひとことで表すと……ロシアとウクライナを巡る情勢について、エネルギーの観点で知れる本 この本では、ロシアとウクライナを巡る昨今の複雑な情勢について、欧州とロシアのエネルギー事情やそれに伴うカーボンニュートラルなどの人類共通の命題、といった観点から現状について考察している。またそんな現状から、終章では日本がどうしていく必要があるかについての著者の考えが紹介されている。 そもそもウクライ
面白さ★★★★★ オススメ★★★★☆ 難しさ★★☆☆☆ ページ数:315 ひとことで表すと……個性的なキャラクター、テンポのよさで読みやすいこのミス大賞の本格ミステリー小説 このミステリーがすごい!大賞受賞作であるこの小説は、主人公の紙鑑定士とアドバイザー的立ち位置のプロモデラーが、その豊富な紙の知識と模型知識を活用して謎を解き、事件を解決するミステリー小説になっている。 主人公は探偵というわけではなく、紙鑑定士という紙のアドバイザーのような仕事をしており
面白さ★★★★★ オススメ★★★★☆ 難しさ★★★☆☆ ページ数:372 ひとことで表すと……政治家としての菅原道真に焦点を当てた歴史小説 この本は、学問の神様として知られる菅原道真の政治家としての面に焦点を当て、歴史的考察から、人の繋がりや心理描写、道真の国を良くするための志などが表現された歴史小説になっている。当時の律令制における問題に対する改革を人生をかけて行なった菅原道真の政治家としての一面が、ドラマ性のある表現を通しよく伝わってきた。 当時の日本