読書レビュー 社長の気づきメモ
面白さ★★★★☆
オススメ★★★★☆
難しさ☆☆☆☆☆
ページ数:410
ひとことで表すと……著者の経営論、仕事論のtips
この本では、様々な企業経営やコンサルタント会社などをやってきた経験から、経営で注意する点や考え方、方法論などが1ページに1つずつ、簡潔に紹介されている。全部で372個の項目があり、社長として考えるべき事や気付きについて様々な視点から書かれている。
特に以下の2つは普段の仕事でも意識したいと感じたものである。
①会議の目的を会議名にする
これは会議をする上で何を決めたいのか、何を議論したいかがはっきりするし、結論も脱線しづらく良い方法だと感じた。実践していこうと思った。
②到達点と今のギャップを認識する
この項目では、社会に足りないものを問うところから始められており、この考え方はDXが騒がれる昨今、非常に重要な考え方であると言える。社会に新しい技術がものすごい速度で浸透し始めており、乗り遅れると企業の成長はもちろんなく、逆にうまく乗れれば成長の可能性がある。そしてうまく乗るには社会に現在どんなものがあり、そして足りない部分が実現できればそれ自体がビジネスとなる可能性がある。
このような仕事の方法論的なものや、考え方について多種多様な内容が紹介されており、読みながら自分の仕事の事を考えることで、新しい考えやすぐに実践できそうな考え方など、何かしら役に立つものを見つけることができると考えられる。仕事以外でも適用できるような内容もあり、1ページの内容も簡潔で読みやすいため万人にオススメできる。
今回の本:社長の気づきメモ 著 榎本計介 明日香出版社 2021
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?