カレーのレシピをNotionで書いたらとってもわかりやすくなった
カレーのレシピを残そうと思い立った。
ここ2年ほど、間借りカレー屋さんとして細々と活動していた。
最初は物珍しさで友人たちが来てくれていたが、気づいたらリピーターが付き、 tossibility = カレーの人、という認知をする人が増えた。
初めましての自己紹介で、「カレーの人ですよね!?」と言われることもしばしば。ありがたいことだ。
僕はカレーではないけれど。
2年ほど続けてみて、思うところがあり、営業としてのカレーはやめることにした。
詳細は別の機会に譲るが、他にやりたいことができたと思っていただければ。
おうちで Tossy's Curry の味を楽しめればよいかなと思ったのが、レシピを書き残すことにしたきっかけ。
レシピの記述先は note でも良かったのだけれど、Notion が流行っているので、練習がてら Notion で書いてみたら、想像以上に良かった。
料理が苦手な人のメンタルブロック
[料理は手間]
Notion の説明の前に、僕の料理観を一旦語らせていただくと。
僕は5年ほど前までは料理が苦手な人間だった。苦手意識の1つが、料理好きの人に比べて「チャチャッと作れない」こと。
料理ができる人は、60分間に何品も作るのである。それに比べて僕ときたら、レシピ本やクックパッドの工程を1つ1つ確認し、1品作り終えるのに100分はかかってしまう。憔悴しきって、次に料理をする気をなくしてしまう。
スパイスカレーを作り始めてから、料理をチャチャッと作るコツのようなものが見えてきた。それは、暇な時間を有効活用すること。
ここでいう暇な時間というのは、主に加熱時間のことである。
煮込んでいる時間、炒めている時間というのは、基本やることがない。その暇な時間に、非加熱で食べられる野菜を適当にカットし、塩分や油分、酸味を加え、副菜を量産する。
5年前には魔術的に感じていた複数品の調理は、そんな要領で行われていると気づいた。
(なお、料理初心者にとっては具材カットも膨大な時間を要するが、多くの場合、レシピ通りに細切りやみじん切りを行うためであり、大きめの一口大に切って加熱してしまえば時間の問題はほぼ解決する)
こういった、〇〇をしている間に△△をするといった工程は、通常の文章では記述しづらい。僕も当初は箇条書きのインデントを下げて注釈を書いたりしていたが、とっちらかってかなり見づらい。
僕の本業がIT系なので、タスクグラフで記述できたらいいなーと思っていたら、Notion でできた。
Notion とは
要するにいい感じのメモ帳。
文章以外の情報も貯められるのだけど、今回活用したのはフローチャートを生成できる機能。
Mermaid 記法がサポートされている。
こちらを使うと、こんな感じでカレー作成フローが記述できる。
玉ねぎを炒めている間に、別の作業ができることを視覚的に表現できている。
これを読んでいるあなたにも、料理のレシピや、何かの作業手順を書き残したい際には Notion を使うことをオススメしたい。
基本のチキンカレーレシピ
肝心のレシピは、恐れ入りますが有料にさせて頂きます。
無料にするとカレーの神様に失礼かなと思って。
ご購入いただくと、Notion へのリンクがみられます。
この基本のチキンカレーレシピは、40人前の分量です。
4人前を作る際は、分量をだいたい10分の1にしてください。
普通は逆だけどね。大量調理がメインのレシピってあんまりないけど、あってもいいよね。
全員が確実に美味しく作れる保証はございません。ご理解の上ご購入ください。
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