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[全文無料: 小さなお話 0.01] 100円玉1枚の喜び

[約1,300文字、2 - 3分で読めます]

note.muで知り合ったk.y.さんという作家さんがいます。

ネット上で長い間執筆活動をしてらっしゃっていて、人間味に溢れた素敵な文章を書く方です。

いわゆる「売れ線」の内容ではないにも関わらず、フォロワー数は1,000名を超えており、noteという決してメジャーでないサイトでも、しっかりといい仕事をしていけば、ちゃんと
「見る人は見てくれるんだ」
ということが分かって、ぼくのようなちゃらんぽらんな人間でも、もう少しきっちりやってみようかと、励まされること蝶多大なのです。

ぼくという人間は、実に飽きっぽい性格なもので、何をやるにしても「コツコツ毎日実直に」というのが、ホントにまったくできません。

でも、「できません」で済ませていたら、今のまま「一生できないで終わっちゃう」ことになるんだなと、五十も過ぎてようやく実感が湧いてきたので、自分にできる範囲で「コツコツ実直に」やってみようじゃないかと、そう思えるところまではなんとか辿り着きました。

  *  *  * 

k.y.さんのあり方に励まされて、
『小さな週末・不定期便 』
https://note.mu/tosibuu/m/m219449600eb8
という新しい試みを始めてみました。

100円の有料マガジンで、記事は無料で読めるのですが、投げ銭として購入していただくと、新しい記事の掲載時にお知らせがいく仕組みです。

k.y.さんのように毎日は更新できそうにないので、まずは無理なく週一の更新を予定しています。

このマガジン、先週始めたばかりで、昨日ようやく二本目を書いたところですが、まったくありがたいことにこの二本で四名の方に投げ銭をいただきました。

しかも、そのマガジンの購入の一番乗りが、k.y.さんだったのです。

自分の書いたものが多くの方の方の目に止まり、「スキ」の印をたくさんつけていただくことはもちろん嬉しいのですが、ぼくにとって、このnote.muという場においては、k.y.さんにいただく「スキ」は格別なものなのです。

そして、今回マガジンを一番はじめに購入していただけたことは、何にも変えがたい僥倖(ぎょうこう)だと受け止めています。

「散漫力」がありすぎるぼくなのに、ちゃんと週一でマガジンを更新していくことができるのか、今は結構不安なのですが、この僥倖を生かし、k.y.さんの励ましを心の芯として、とにかく一年は続けることを目標にしたいと思います。

『小さな週末・不定期便 』に関してマガジン・記事に投げ銭をいただいたg.s.さん、a.p.さん、k.s.さん、また今までにいろいろな形で応援していただいた皆さまにも、心より感謝を申し上げます。

100円玉1枚の物としての重さは、なんということもない、ちっぽけなものでしかありませんが、インターネット上のnote.muというチャンネルを通して、デジタルデータとして流されてきたその100円分の情報に、測り切れない重さを感じ、全身で喜びを感じているとし兵衛なのでありました。

てなわけで、今日も最後までおつき合いありがとうございました。
それではみなさん、ナマステジーっ♬

[2018.11.11 西インド、プシュカルにて]

※今回の番号づけ、 0.01 は週末以外の臨時更新の意味です。

☆有料部には何もありません。投げ銭として購入していただけたら大喜びします。

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