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開け心 - 不思議なきのこの話

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マジックマッシュルームと呼ばれる幻覚性の成分を含むきのこにまつわる話です。全記事・投げ銭方式、無料で読めます。 ※「記事は一本100円で、現在七本ありますので、マガジンごと買うと… もっと読む
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記事一覧

ぼく、きのこでブッ飛びました - きのこの話 #3

< 第一回 | 前回 | マガジン開け心 >

今回は単刀直入にきのこの作用についての経験を書きます。

というわけで、今日はぼくがシロシベ・クベンシスなる幻覚性のキノコをわりと大量に摂ったときの話を書きます。

クベンシスは当時、オランダなどで普通に栽培されていたようで、乾燥した状態のものを信頼できる筋から分けてもらっていました。
乾燥重量で 2g も摂るとはっきり効果があるのは確認していたので

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不思議なきのこの話 #2

< 第一回 | マガジン開け心 >

今日は朝、近くの真言宗のお寺で一時間ほど座禅をしてきました。 #中途半端部 の部員の身ですから、たいしてまじめに座禅をしているわけではないのですが、座禅的なことについても、ある程度時間的に経験を積んできましたので、一時間も座ると、外界を忘れて気持よく内界に遊ぶことができるほどにはそうした状態に馴染んできました。

そうやって座禅をしているときの意識状態というの

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「開け心」の由来とサイケデリクスについて - きのこの話 #4

[この記事は「である」調になってます。文体不統一で、ごめんなさい]

「開け心」というマガジンを作って、三回ほど不思議なきのこの話を書いた。

このマガジンの題名「開け心」というのは、イエロー・マジック・オーケストラの楽曲から拝借したものなのだが、あるとき、この言葉はサイケデリクスのことを意味しているのだろうなと、ふと気づいた。

y.m.o. 自体は特別サイケデリックなバンドではないが、たとえば

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きのこワークショップの思い出 - きのこの話 #5

向精神作用のあるきのこのシリーズ第五回目です。この回も「である」調になってます。文体の不統一、ご容赦ください。

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さて、前回、きのこの作用の暗黒面について書くといったのだが、今回はまだきのこを使ったワークショップについての話なので、きのこの暗黒面にまでは話はいたらない。

漢方医の先生が主催していたそのワークショップは、ぼくなりに表現すると、心理的なもの、スピリチュアルなも

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the dark side of the mushroom - きのこの話 #6

少し時間が空いてしまいましたが、ようやく今回は、向精神性のあるきのこの、その暗黒面について書きます。 前回は、きのこのワークショップについて書きましたが、そのワークショップをやっていた漢方医の先生が、一年ほど毎週のようにきのこを摂取した後、自ら命を絶ってしまったという悲しい話です。

さて、きのこのワークショップをやっていた漢方医の先生をここでは、きのこ先生と呼ぶことにします。 当時ぼくは別の漢方

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