統一地方選で思った地方議会の縁遠さ

いきなり書きたい主題から外れるんですが、
そもそもなんで統一してんだ?と疑問が湧いたのでちょっと調べてみると、もともと日本国憲法施行にあわせて全国的に首長や議会議員選挙が実施されたので、必然的に改選時期が重なる。
なので、選挙への関心を高めたり、まとめることでコスト削減したりという目的があったとのこと。

それはさておき、地方選挙ってなにか投票するモチベーションが自分自身低いことを感じた。衆参議員選挙や知事選に比べると、なにか別にいいかという意識が働いてしまう。

実際、統計的にも国政選挙にくらべると投票率は若干低いようだ。

これはただでさえ何をやっているか分からない議会について、地方議会となるとさらによく分からないというのが大きいように思う。

国会なら、少なくともテレビやニュースで見るので、まだこういうものかというイメージができるけど、地方議会は全くインプットがないのでイメージすらできない。

よく駅で地方議員さんがこんな状況ですよーとか話して資料を配ってくれたりしているんだけど、こちらはビラ配りと同じ感覚なのでまあ受け取らないです。
実際、地方議会との接点ってなにかあるかと考えると、その駅にいる議員さんくらいなんですよね。

能動的に情報をとりにいかない人たちにも、受動的に地方議会の様子が伝わる状態にしないとまあこの意識は変わらないでしょう。

こんな課題はさんざん上がってるとは思うんですけど、なにかできないかなあ。

地方議会は扱っているのがローカルな議題だと思うので、住民の関心は高いはずなんですよね。目に付きさえすれば「〇〇らしいよー」みたいな口コミも自然に発生しやすいコンテンツだと思う。

多くの人が見ている主要なニュースサイトと提携して、読者にプッシュで情報を発信するとかかなあ。

実現性無視すれば、学校教育でなく、ある程度自分ごととして考えられる20台後半から30台くらいの年齢に達した人に、強制的に講義なりを受けさせるのがよいと思う。

投票率は高いほどよいという前提の話ではありますが、
健全な議会を維持するためには特定の年齢層への偏りなく、分散している状態は理想だと思うので、なんとかしたい。

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