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マネジメント1年目の壁 〜Teamworkと共創のデザインカルチャーで乗り越える〜

こちらはマネフォデザイナーAdvent Calendar2021🎄⛄️ の12日目の記事になります。


これは、私の人生を振り返り感情の起伏を描いたライフラインチャートです。

佐々木_ライフラインチャート

マネーフォワードに入社するあたりから、私の人生はさらに前へ進んできたと感じています。

主にMoney Forward Xのメンバーと共に、UX/サービスデザインの活動を進められたことで事業が成長してきています。

ここ1年は、デザインチームのマネジメントに関わるようになってきたのですが、マネジメントの壁にぶち当たり、感情が少し落ち込んできてしまっていました。

初めてマネジメントを担う人は、どんな壁と向き合っているのでしょうか?

私は自分一人で抱え込んでしまうことで、マネジメントの壁をつくり出していたのかもしれません。


組織の成長を考慮した体制/採用計画を考える

Money Forward Xには、BtoBtoC/BtoBtoB、自社サービス/共創プロジェクト(デザインコンサルティング)、新規サービス/グロースなど、多様な事業があります。

それぞれの事業がさらなる成長に向けて新たな動きをし始めていくフェーズで、組織の成長の方針を考慮しながらデザインチームの今後の体制を考えるのは、新規サービスの構想や開発体制の解像度を上げながらイメージしていかなければならず、難しさを感じていました。

結果的には、他のマネージャーやリーダーのメンバーに助けられ、体制の検討や採用活動を進めてもらうことで、今後のデザインチームのかたちが見えてきました。


メンバーとのコミュニケーションと現状把握/問題解決

いうまでもなく、マネジャーの意思決定は、ビジネスが直面している事実や問題点を当人がどの程度よく理解しているかによって左右される。だからこそマネジャーの生活では情報収集が非常に重要になる。その他の活動──情報の伝達、意思決定、部下のための役割モデルになることなど──は、タスク、問題点、ニーズ、自分の部門が直面する問題について、マネジャーが持っている〝情報をベースに〟すべてが決定される。要するに、情報収集はマネジャーとしてのその他の仕事のすべての基礎であり、私もそれを行なうために1日の多くの時間を積極的に費やしている。
引用:『High Output Management』

マネジメントの仕事のベースには情報収集がありますが、私はいわゆるプレイングマネージャーのように、いくつかのプロジェクトに入って手を動かしている状況で、気づくと直接関わる機会が少ないメンバーとのコミュニケーションが足りておらず、現状把握と問題解決に向けた対応ができていなかったところがありました。

リモートワークが増えたことによって、コミュニケーションの機会が減ってしまっていたこともありますが、いまは「Teamwork会」というデザインチームのTeamworkを高める活動を進めてくれているメンバーに助けられ、コミュニケーションや相互理解の機会が増えてきています。


ナレッジが活用される仕組みをつくる

これまでは、個人やプロジェクトの振り返りからナレッジを整理する機会をつくれていたこともありましたが、組織の拡大に合わせてナレッジが活用される仕組みが必要になってきました。

目の前の仕事に追われ、ナレッジを整理する機会がなかなかつくれずに、特に新しく入ったメンバーにナレッジをうまく共有できていないという課題が出てきてしまいました。

ナレッジ共有の課題はデザインチームに限らず、他のチームでも共通の課題として認識されていたこともあり、有志のメンバーでナレッジ共有の仕組みをつくっていく活動を始めています。


Teamworkと共創のデザインカルチャーでマネジメントの壁を乗り越える

私は元々自分の中に抱え込みがちなところがあり、マネジメントの壁と向き合うときにも、自ら高い壁をつくり出して疲弊してしまっていたのかもしれません。

複雑な組織の課題に対しても、マネーフォワードのカルチャーである「Teamwork」と「共創」のデザインで、これからもマネジメントの壁と向き合い、乗り越えていきたいと思います。


マネーフォワードでマネージャーをされていた山本さんのメッセージも、マネジメントの壁と向き合う際のヒントを与えてくれます。

“プロジェクト進める中で、あそこのボールが落ちそうだ… あの球拾わないとスピード落ちそう… 
そんなところまで見えるあなたは、マネージャーになってもボールを拾いまくっていませんか?
 いろんなボールを拾えるのも一つの才能だと思うので、いいことだと思います!
 でも、人間身は一つなので、拾いすぎてキャパオーバーになることもあるのではないでしょうか。
 そんな時は、 周囲のメンバーを観察してみてください。
あの人、自分が持っているこのタスクを自分より上手にできるかも…。
そんなことにも気がつくかもしれません。
 そしたら、自分が得意なことは引き受けて、 自分が苦手で相手が得意な球はどんどん渡しても良いのでは?
 人に得手不得手は絶対あります!
 誰がどのタスクをやる。ということより、 プロジェクトを最速で達成させることの方が大切ではないですか?
 自分一人で抱え込まず、周囲の人の力を借りましょう。
 自分でタスクコントロールも出来て、メンバーが頼りたい時に頼れるマネージャーでいたいですよね。”


マネーフォワードでは、Teamworkや共創のデザインカルチャーに共感し、一緒に壁を乗り越えていけるメンバーを募集しています。

カジュアル面談やMeetyも行っておりますので、一度話が聞いてみたいという方も、お気軽にお声掛けください。
(Meetyは応募多数の際は対応できかねる場合がございますのでご了承ください🙇‍♂️)


次回のアドベントカレンダー13日目は、Money Forward Xのデザイン部の部長であるNiceさんです!
次はどんな壁が出てくるのか、楽しみです。

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