Toshiya Sasaki

Money Forward X 共創デザイン部 チーフサービスデザイナー 🧀 デザイン…

Toshiya Sasaki

Money Forward X 共創デザイン部 チーフサービスデザイナー 🧀 デザインコンサルティング、デザイン人材育成の支援をしています。実践での気づきや研究していることを書いたりします。

マガジン

  • マネーフォワード・デザイン

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    マネーフォワード所属デザイナーの共同マガジンです。各プロダクトのデザインプロセスや、全社横断のデザイン組織の取り組みについて発信します。デザイナー募集中! ▶応募はこちらから:https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs?category=1666322478647443459 ▶デザイナーサイト「Money forward Design」:https://design.moneyforward.com/

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    マネーフォワードエックスカンパニー所属デザイナーの共同マガジンです。デザインの取り組みを始め、各メンバーが日々考えていることを発信します。デザイナー募集中! 応募はこちらから:https://hrmos.co/pages/moneyforward/jobs?category=1666322478647443459 デザイナーサイト「Money forward Design」:https://design.moneyforward.com/

  • 大人のデザインの学び | Xデザイン学校

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    デザインを学ぶことは特別なことではなく、誰でもが社会に役立つ創造的な活動をすることです。誰でもデザインという活動に参画することができるし、デザインという活動を通して自分自身を見つめて、企業や社会にも貢献することができる。そのようなデザインを学ぶヒントになる記事を発信します。

  • クラスルームインタビュー | Xデザイン学校

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    Xデザイン学校を受講した方のインタビュー記事を発信します。

  • Xデザイン学校

    • 21本

    Xデザイン学校の運営メンバーの記事を発信します。

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最近の記事

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佐々木俊弥 | プロフィール

2023年12月現在、パートナーと共に新たな金融サービスを共創するマネーフォワードエックスカンパニーにて、社会を前に進めるデザインの力を広めることを目指し、デザインコンサルティング、デザイン人材育成の支援に従事。 千葉工業大学大学院デザイン科学専攻修了後、プロダクトデザイン会社を経て、2017年にマネーフォワードに入社。 社会をよくするデザインの学びと研究する楽しさを追求するXデザイン学校にて、企業におけるデザインスキルの設定/評価方法の研究、構想力の育成方法の研究に取り組む

    • すさみ町の人々がもつデザイン能力/文化

      すさみ町に来るのは2回目。 昨年の同じ時期に来たときよりも、すさみ町との関係の距離感が少しずつ近づいている気がする。 ちなみに物理的な距離はもとから近い。 羽田空港から南紀白浜空港まで約1時間、南紀白浜空港からバス、タクシー、電車で30分くらいで行ける。 すさみ町には、自然の豊かな風景だけでなく、人々が持つ人間らしさが町に溢れている。 すさみ町の人間らしさには、自然と人に貢献しようと働きかけるおせっかい、おしゃべりで文脈が長く続くようなエンタメ性、カジュアルに距離感が

      • 【リフレクション】共創的なデザイン評価:Xデザイン学校2023アドバンスコース#9

        プロトタイプによる評価を繰り返すことはデザインの基本である。 評価対象は、ヒト、モノ(技術)、ビジネス、ビジョン、組織などがある。 評価の目的はプロジェクトの目的と一致する。 当たり前ではあるが、デザイン評価の活動が含まれるプロジェクトでは、プロジェクトの目的についてチームの認識が揃っていないと、良い評価を計画できない。 プロジェクトの目的に対して、評価対象、評価の視点を設定し、各専門家の意見を総合的に反映する(マトリクス評価)ことで、チームとして納得感をもって評価がで

        • 企業の共創によるビジョンデザインのアプローチの検討(2023年度冬季HCD研究発表会)

          株式会社マネーフォワードとニッセイ情報テクノロジー株式会社の共同研究の活動について、2023年11月25日のHCD研究発表会にて発表しました。 発表内容は、2023年7月から始めた「共創によるビジョンデザインのアプローチの検討」についての実践報告です。 この記事はその発表内容をまとめたものになります。 「新しい価値創出やビジョンデザインのアプローチに興味がある」「共創の取り組みに興味がある」方の参考になれば幸いです。 背景マネーフォワードは、パートナー企業との共創事業

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          Toshiya Sasaki

        記事

          【リフレクション】組織のデザインと創造的な組織文化:Xデザイン学校2023アドバンスコース#8

          従来の企業では効率性が重視されてきたが、時代が変わり、組織の創造性が課題になっている。 UXやデザインを学んだ人が人事を担うようになったり、人事部門の人がUXやデザインを学ぶことも増えてきた。 組織のデザインを考えるときは、人事部門の人と共にデザイン活動を通じて、ブランド体験を社員に提供できると良い。 企業のブランド体験は、ユーザー向け、社員向けに考える必要がある。 組織の文化の一つに社内コミュニケーションがある。 例えば従来の企業では、Slackのようなツールでオー

          【リフレクション】組織のデザインと創造的な組織文化:Xデザイン学校2023アドバンスコース#8

          【リフレクション】社会実装に向かうデザイン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#7

          『未来を実装する――テクノロジーで社会を変革する4つの原則』という本に書かれている、社会実装の4つの原則が参考になる。 インパクト(ビジョン)と道筋をつくる リスクに対処する 条例を変える(トップダウン) 信頼を醸成する(ボトムアップ) 規制などのガバナンス(秩序をつくること)を変える 法律を民主化する動きは海外では事例がけっこうある 関係者のセンスメイキング:マインド、文化 参加型/共創型のプロジェクトで納得感を醸成する それぞれの主観的な理解でナラティブ

          【リフレクション】社会実装に向かうデザイン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#7

          【リフレクション】デザインコンセプトとペルソナ/シナリオ:Xデザイン学校2023アドバンスコース#6

          デザインの方針を示すデザインコンセプトは、コンセプト概要、対象ユーザー、提供価値、シナリオなどの要素で構成される。 デザインコンセプトをつくるときに、ペルソナを設定することがある。 元々ペルソナは、アラン・クーパーが提唱したGoal Directed Designというアプローチの中で出てきた。 重要なのはユーザーのゴールであり、プロジェクトの関係者の共感のためにペルソナを設定する。 ユーザーのゴール、提供価値が設定できれば、ユーザー情報とビジネス情報を組み合わせてシ

          【リフレクション】デザインコンセプトとペルソナ/シナリオ:Xデザイン学校2023アドバンスコース#6

          【リフレクション】デザイン活動とデザインリサーチのパターン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#5

          デザインリサーチとは、デザイン活動/研究における、システムや仕組みも含めた人工物、制作過程などのリサーチであるといえる。 デザイン活動やデザインリサーチには多様なパターンがある。 一番馴染みのあるデザイン活動は、人間中心設計の原点となるD.A.ノーマンの認知科学的なデザインかもしれない。 ナイジェル・クロスの『エンジニアリングデザイン―製品設計のための考え方』も、デザインプロセスの基礎となっているという意味で参考になりそうなので読んでみたい。 民主的なデザイン活動とい

          【リフレクション】デザイン活動とデザインリサーチのパターン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#5

          チームとして今高めたいデザインスキルを考えるワークショップ

          Money Forward Xのデザイン部では、グループと担当する事業領域を越えた学びと交流を促す機会をつくる「デザイン勉強会」を月に一度開催しています。 デザイン勉強会で学ぶコンテンツを検討するために、デザイン部のメンバーが今高めたいデザインスキルを把握することを目的としたワークショップをやってみました。 ワークショップの流れワークショップは全体で2時間程で、下記のステップで進めました。 1. デザインプロセスのステップを確認する 最初に、参加者全員でデザインプロセ

          チームとして今高めたいデザインスキルを考えるワークショップ

          自分たちの組織にふさわしいデザインスキルを設定するアプローチの実験

          社会環境の変化と共にデザインの定義が拡張され、多様なデザインアプローチが提唱されている。 企業ではデザイン人材を育成することが求められており、事業/組織の変化に合わせて自分たちの組織にふさわしいデザインスキルを設定し続けることが重要になる。 スキルごとの定義、粒度、境目は曖昧なため、自分たちの組織やチームに必要なデザインスキルを自分たちで設定することで、納得感やスキルを高めるモチベーションにもつながる。 そのような背景から、自分たちの組織にふさわしいデザインスキルを設定

          自分たちの組織にふさわしいデザインスキルを設定するアプローチの実験

          【リフレクション】クリエイティブ・スタートアップと構想のデザイン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#4

          クリエイティブ・スタートアップには大きく3つある。 自分の本当にやりたいことを小さく実践する 未来に向けて仲間と共創する 企業内で新規事業を実践する 孫泰蔵さんによると、クリエイティブ・スタートアップのために重要なことは、強い想いをもって、やれることをしつこく繰り返すことであるという。 ルワンダでドローンを使って血液パックなどを届けているZiplineの事例を見ると、ドローンを飛ばしたいという個人のやりたいことを、医療物資が必要なところに配送しなければならないという

          【リフレクション】クリエイティブ・スタートアップと構想のデザイン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#4

          【AHFE2023】3年ぶりの国際学会での口頭発表で英語のモチベーションが高まった旅

          2023年7月20〜24日にサンフランシスコで開催された応用人間工学の国際会議(AHFE 2023:International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics Conferences)に参加した。 国際学会は3年ぶり、サンフランシスコに来るのは3回目。 英語はできないけど、初めて英語で口頭発表をしてみた。 「How to set up design skills in IT company(IT企業に

          【AHFE2023】3年ぶりの国際学会での口頭発表で英語のモチベーションが高まった旅

          【リフレクション】社会実装/ソーシャルイノベーションを促すビジョン/三方よしのサービスデザイン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#3

          ビジョン/パーパス、三方よし(ユーザー、企業、社会にとって価値のある)のサービスデザイン活動が、社会実装を促し、ソーシャルイノベーションにつながる。 デザイン思考をやろうとして、付箋のアイデア出しで終わってしまうこともあるが、社会実装まで進めることで、ソーシャルイノベーションは完結する。 本来の社会実装は、新規ビジネス、文化をつくること。 社会実装へ向かうためには、自分事として捉えられるビジョンが必要になる。 そして、社会実験、体験的プロトタイプによる評価を小さく始めて

          【リフレクション】社会実装/ソーシャルイノベーションを促すビジョン/三方よしのサービスデザイン:Xデザイン学校2023アドバンスコース#3

          【リフレクション】ブルーノ・ムナーリからの学び:Xデザイン学校2023アドバンスコース#2

          ブルーノ・ムナーリから、創造性についてのヒントを学んだ。 ムナーリは創造的な人が必要だということを原点に、70歳で初めてワークショップというものを始めたという。 好奇心や遊び心をもって、機能的に役に立たないけどなんか面白いと思うものをつくるということは、創造的にならないとできないのかもしれない。 これはある意味、真面目に考える(既存のフレームで考える)だけでなく、リフレームすることで捉え方を変えることや、デザインのヒントにもなる。 先日、「ムナーリ・メソッド」を体験す

          【リフレクション】ブルーノ・ムナーリからの学び:Xデザイン学校2023アドバンスコース#2

          【リフレクション】研究テーマとデザイン活動において大事なこと:Xデザイン学校2023アドバンスコース#1

          研究テーマ 今年度は、「構想力の育成」と「デザインスキルの設定/評価」の二つの研究テーマをさらに進めてみたいと思う。 構想力の育成については、昨年度に実験してみた結果を踏まえて、構想のアイデアを考えるワークショップのようなかたちでまとめてみる。 構想力の研究は、アドバンスコースのメンバーの「大人の自由研究」や「個人のやりたいことと組織の目標をつなげる」といったテーマと関連することがあるかもしれない。 デザインスキルの研究は、2018年頃にまとめたものから、近年さらに広

          【リフレクション】研究テーマとデザイン活動において大事なこと:Xデザイン学校2023アドバンスコース#1

          ナレッジを循環させてチームを前進させる取り組み

          Money Forward Xのデザインチームでは、チームをさらに前進させるための種まきとして、デザインのナレッジを循環させる取り組みを始めました。 Money Forward Xは、自社プロダクトとパートナー企業との共創プロジェクト、BtoBtoCとBtoBtoBなど、幅広い事業領域を担っているので、各領域で行われるデザイン活動の中で、多様なナレッジが生まれています。 チームとしてナレッジを活用しきれていない課題デザインチームの規模が少しづつ大きくなり、過去のプロジェク

          ナレッジを循環させてチームを前進させる取り組み