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KANJIへの想い⑤

東京出張の帰りの便で(ソラシドエア)
アゴユズスープを飲んだ松迫です。

とても美味しかったです。
前回投稿でディスってごめんなさい。

さて今回は前回の続き
KANJI開業を決意した後のお話を
綴らせて頂こうと思います。

皆様の暇にお邪魔させて下さい。


プチ修行

"フルーツ"をメイン商材に
しようと決めたのはいいものも
知識や扱い方や目利きなどノウハウは
ポンカン以外ほとんど皆無。
ポンカンの一点突破ではどうにもならん。
(ポンカンファンの皆様ごめんなさい)

と言う事で
お知り合いが経営する大人気パーラー
"天文館果実堂"で
勉強させてもらう事にしました。

果実堂の始業は朝10:00
居酒屋遊や家の営業時間は18:00-3:00
遊や家ではありがたい事に
大量のお酒をお客様から
頂くこともしばしば。

睡魔と二日酔いと戦う
満身創痍のダブルワーク生活が始まります。

とは言え、やると言い出したのは自分だし
遊や家、亮(前職オーナー)に
迷惑をかける訳にも
言い訳をする訳にもいかない。

気合いと根性のフルーツ修行を開始します。

パフェ面白い

主にフルーツカットやパフェの盛り付けを
お手伝いさせて頂いていました。
これがとても興味深い!

ファミレスのパフェくらいしか
まともに食べた事なかった私です。
アガー、メレンゲ、ブリュレ、クランブル
知らない食材のオンパレード!

これらを層にして土台(パフェグラスの中身)を
組み立てるのですが
この味変設計の巧みな事。
ノスタルジーすら感じる
パフェばかりで圧巻されました!

フルーツの目利きや保存方法、カットなども
大変興味深く、
二日酔いなんて一瞬で吹っ飛ぶ日々でした。

先輩スタッフ達の高速かつ美しいペティ捌きは
まるで魔法使いのようでした
(比喩あってる?)

一番に感じたのは
一杯1000円以上もするパフェを
行列を成してまで求める
お客様(主に女性)達の熱量の大きさでした。

正直、当時の私には
スイーツに1000-2000円払う価値観が
全くなかったです。
しかし果実堂に足を運ぶお客様達は
平気で払うし、なんなら月に何度も来店する。

私みたいな貧乏人基準で
相場観を決めては行けないのだと学びました。

クビ宣告

遊や家と果実堂との
ダブルワーク生活を続けていた2020年春
天文館果実堂の店長に呼び出されます。

「松迫さん、頑張ってくれて申し訳ないんですけど、来月からしばらくお休みしてもらえるかしら?」
「??????僕なんかしましたか?」
「コロナでお客さんが減ってしまって、人件費を削らないといけないのよ〜。松迫さんは他にも仕事があるから大丈夫かなと思って〜。」

今は昔
新型コロナウィルスの影響を
ダイレクトに受けた瞬間でした。

ここから、vsウィルスという
未曾有の時代に突入します!


今回はここまで!
最後までお付き合い頂き
ありがとうございます!

鹿児島も最近とても寒いです。
むしろ痛いです。

皆さまくれぐれもご自愛下さいませー!

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