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欲望と願望の間で

今回は「欲望の願望の間で」というテーマでお話をしたいと思います。

本題に入る前にお知らせをさせて下さい。

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どちらも私の小説が読み放題となっています。
まずはスタートプランからをオススメしています。


◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!

著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。

寛太と忠が万引きした本の中には、謎のメッセージが残されていた。消された形跡のある、まるで手紙の一文のようなメッセージを書いたのは、いったい誰なのか。そして消されたメッセージには、いったい何が書かれていたのか。ひょんなことから、それらを探すことになってしまった寛太と忠。そこにはある女性の暗い過去が関係していた。
果たして、寛太と忠は真実にたどり着くことができるのか。

「本からの手紙」
あらすじ

ぜひ一度読んでみてください!


◎小説「天上の絵画」を値下げしました!

期間限定で1100円から「500円」に値下げ販売することに致しました。

小学生のころから、絵の才能に恵まれた渡井蓮はその才能を過信し、自ら学ぶことをしてこなかった。
やがて成長し、才能だけでは通用しなくなってくると満足のいく作品が描けなくなってしまった。
そのことに絶望した蓮は、自分の殻に閉じこもり、自堕落な生活を何年も送っていた。
そんな時偶然、同級生だった岩谷英司と再会する。
学生のころ、ともに絵を学んでいた岩谷英司は、画家として大成功をおさめていた。
そのことに嫉妬し恨み募らせたは蓮は、勢いあまって岩谷英司を殺害してしまう。
蓮は、岩谷英司殺害後、彼が発表する予定だった油絵を盗み、自分が描いたものとして世間に公表してしまう。
その油絵をきっかけに、蓮の人生とその周りにいた人々の人生が大きく狂っていく。
人とは違う高みへ上り、そこから見える景色を渇望した男の、栄光と挫折と孤独。

「天上の絵画」
あらすじ

この機会にぜひ読んでみてください!!

○欲望があってもいいのか

それでは本題です。

欲望と聞くとあなたはどんなイメージを持ちますか?

「良くないもの」「なんか怖い」「生きていくためには必要」

など、いろいろな意見があると思います。

私は「あまり表には出さないもの」「理性で抑えるもの」と考えていました。

しかし最近思うのは、「実は必要なものではないか」「あってもいいのではないか」と考えるようになりました。

私の欲望は「小説家として成功したい」「お金を稼ぎたい」というものです。

これまでは「まずは読者のことを考えよう」「自分の利益ではなく他人の利益をまず考えよう」と思ってきました。

もちろんこれの考えは間違っていません。
「この世の法則」でもお伝えした通り、「他人を幸せにした量とあなたの幸せは比例する」ので、他人のことを第一に考えることは大切なことです。

では、他人のためだからといって、自分を犠牲にしていいのでしょうか。ボランティア精神で何でも無料で引き受けていいのでしょうか。

実は「欲望」の他に、人には「願望」というものがあります。

私で言えば、「読者に喜んでもらいたい」「自分の利益の前に他人の利益を考えよう」が願望にあたります。

そして「願望」の反対側にあるのが、「欲望」なのです。

私は常に願望と欲望の間を常に行ったり来たりしていました。

「自分の利益の前に他人の利益を考えよう」と思ってる反面「お金も稼ぎたい」という欲望を持っていました。

その相反する感情にずっと悩んできました。
「欲望」を持っていてはダメなんだと、、、


○間にある「上昇気流」

そんなある日、非常に重要なことに気がつきました。

実は「願望」と「欲望」の間があったんです!

そこはジェットストリームという上昇気流が吹いていました。
そこに身をおくと、上昇気流に乗ってあっという間に高みへ、夢のステージへ上がることができます。

つまり、「欲望」も「願望」も両方あってよかったということです。

「欲望」と「願望」の両方を持ちながら、その間の「上昇気流」に乗ることができる。

私の場合、「他人の利益」を第一に考えながら「自分の利益」を追及してもいいのです。

一見矛盾しているように見えますが、この両方を追及しながら、その間に身をおくこと。

そしてジェットストリームという「上昇気流」に乗ることができれば、他人も自分も両方を幸せにすることができる!

ですから「欲望」を恥ずべきもの、避けるものと思わず、上手に使ってみることがオススメです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。
小説家の川井利彦でした。


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