欲望と願望の間で
今回は「欲望の願望の間で」というテーマでお話をしたいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせて下さい。
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○欲望があってもいいのか
それでは本題です。
欲望と聞くとあなたはどんなイメージを持ちますか?
「良くないもの」「なんか怖い」「生きていくためには必要」
など、いろいろな意見があると思います。
私は「あまり表には出さないもの」「理性で抑えるもの」と考えていました。
しかし最近思うのは、「実は必要なものではないか」「あってもいいのではないか」と考えるようになりました。
私の欲望は「小説家として成功したい」「お金を稼ぎたい」というものです。
これまでは「まずは読者のことを考えよう」「自分の利益ではなく他人の利益をまず考えよう」と思ってきました。
もちろんこれの考えは間違っていません。
「この世の法則」でもお伝えした通り、「他人を幸せにした量とあなたの幸せは比例する」ので、他人のことを第一に考えることは大切なことです。
では、他人のためだからといって、自分を犠牲にしていいのでしょうか。ボランティア精神で何でも無料で引き受けていいのでしょうか。
実は「欲望」の他に、人には「願望」というものがあります。
私で言えば、「読者に喜んでもらいたい」「自分の利益の前に他人の利益を考えよう」が願望にあたります。
そして「願望」の反対側にあるのが、「欲望」なのです。
私は常に願望と欲望の間を常に行ったり来たりしていました。
「自分の利益の前に他人の利益を考えよう」と思ってる反面「お金も稼ぎたい」という欲望を持っていました。
その相反する感情にずっと悩んできました。
「欲望」を持っていてはダメなんだと、、、
○間にある「上昇気流」
そんなある日、非常に重要なことに気がつきました。
実は「願望」と「欲望」の間があったんです!
そこはジェットストリームという上昇気流が吹いていました。
そこに身をおくと、上昇気流に乗ってあっという間に高みへ、夢のステージへ上がることができます。
つまり、「欲望」も「願望」も両方あってよかったということです。
「欲望」と「願望」の両方を持ちながら、その間の「上昇気流」に乗ることができる。
私の場合、「他人の利益」を第一に考えながら「自分の利益」を追及してもいいのです。
一見矛盾しているように見えますが、この両方を追及しながら、その間に身をおくこと。
そしてジェットストリームという「上昇気流」に乗ることができれば、他人も自分も両方を幸せにすることができる!
ですから「欲望」を恥ずべきもの、避けるものと思わず、上手に使ってみることがオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
小説家の川井利彦でした。
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