モチベーションなんていらない。

「どこに通っていたんですか？S資格ですか？」
『いや、独学だよ』
「独学でよくモチベーション保てましたね」
『いや、そんなのいらないでしょ』

これが試験の相談をされた時のお決まり流れです。
だってモチベーションなんていらないでしょ。

・モチベーションに頼ってはいけない！
モチベーションがあがらないと、やる気が出ないと、そんな事を気にしていたらいつまで経っても勉強は進みません。
だってやる気がある日の方が断然少ないのだから進みません。やる気とかモチベーションを気にしていたら独学での合格は難しいのです。モチベーションが上がった時の勉強だけでは到底合格は無理です、時間が足りなさすぎる。だからやる気やモチベーションに頼ってはいけません。

だったらどうするのか。

・勉強を習慣化する。
まずは３週間毎日勉強しましょう。
どんなに疲れていても、どんなに忙しくても30分でも構わないので、毎日勉強をしましょう。人間は３週間続けると習慣化すると言われています。３週間経って『今日勉強していないな、やらないとなんか気持ち悪いな。』なんて思ったら習慣化の成功です。この状態になってしまえばこっちのもので、あとは勉強を淡々と毎日進めて行けば良いだけなのです。
食事や入浴・お風呂にモチベーションはいらないですよね、それは習慣化されているからです。だから勉強も習慣化すれば、モチベーションもやる気も必要ありません。

・いつでもすぐ勉強できる準備をしておく。
習慣化するのに重要なことが一つ。それはいつでもすぐに準備無しで勉強できるようにしておく事です。机の上にテキストや参考書をおいておくとか、問題集をすぐに（一瞬で）始められるようにしておくとか、まず勉強の準備をしておいてください。そうすると習慣化しやすいです。

習慣化の一つの障害となってしまうのが勉強の準備をしなくてはいけないので、面倒になってしまうという事です。ですのですぐに手の届くところに勉強道具を置いておいてください。気がついたら、すぐに勉強するということが習慣化につながります。

・それでもできないという人は。
それでもやる気は必要だし、モチベーションは必要という方へ。
あなたは本当に一級建築士の資格が欲しいのですか？必要なのですか？必要だったらやるしかありませんよね。
資格を取るしかないのなら勉強するしか選択肢はないのです。その時間遊ぶとか、旅行にいくとか、そんな選択肢はないのです。合格してから嫌という程できますので今やることは勉強です。
もちろん休息は必要です、体が資本ですから。休むなとは言いませんが趣味を我慢したり、旅行を我慢してやるしかないのです。

もちろん今回紹介したやり方がすべての人に当てはまるとは思いません。しかしこのぐらい考えて勉強しないと独学では合格しないんです。
それを頭において勉強をつづけていってください。