学科試験は製図試験への準備!
学科試験と製図試験は別物です。これはどこでも言われることです。しかし学科試験は製図試験への準備でもあります。
昨今の製図試験は設備についての知識が問われてきています。それも今まで求められてきた知識に加えて要求されているので、難易度が徐々に上がっています。今年度もプール部分の空調などに関する知識が必要でした。
そこで前回の記事であるイメージを掴むということが大事になってきます。
製図試験の勉強は作図・エスキス・要点と長い時間かかるものばかりです。そこに設備や構造・法規などの基礎知識の勉強をやっていたら間に合いません。ですので学科試験において設備・構造・法規などの具体的なイメージを掴むことによって(特に設備!)製図試験の勉強にスムーズに移行できるのです。
だから学科試験はただ覚えるだけではダメなのです。イメージできないと意味がないのです。
「学科は覚えるだけ」はもう10年以上前から通用しません。確かに覚えることも重要なのですが、しっかり知識として理解できていないと答えられない問題も増えてきています(個人的な感想ですが)。
ですので学科は覚えるだけでなく、しっかり具体的な形や場所など必要な知識をイメージできるようにしておくことで学科試験を突破するだけでなく、製図試験にもつながる勉強方法となのです。
製図試験は学科試験を突破してきた猛者たちが集まる場所です。大部分の大手さんに通学している人と同じことをやっていては独学は勝てません。自分たちで考え、学科と製図は別だけれどもつながる勉強をすることで対抗していかなくてはなりません。
学科試験の知識が製図試験にも役立つようにイメージをしっかりできるように画像や時には設備や材料のパンフレットを取り寄せ、調べたりしながら勉強をしていきましょう!
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