まずは作図の順序。

作図を早く仕上げるためには、まずは自分なりに描く順番を決めてそれを守ることが鉄則です。
自分なりの順番を徹底していけば描き残し・間違いが少なく済みます。

最初はどの順番で描くかわからないと思いますのでおすすめの順番を書いておきます。(変更して目標時間はこの次のnoteに書くことにします)

①通り芯(極薄) → 柱(テンプレート3.5mm角)(濃)→ 寸法線(線のみ)(普)
②外壁(二重線で(薄))
③外壁・内部の部屋の間仕切り・出入り口を下書き(フリーハンドでごく薄く(確認できる程度))(極薄)
④外壁・内壁・出入り口(濃)
④階段・EV(普)
⑤断面図(断面図も①~③の流れを使う)
(断面ではテンプレート3mm・2mmを使用して大梁・小梁を下書き)
⑥外構(駐車場・駐輪場その他)(普)
⑦室名(数値)・名称・補足文(アピール)(普)
⑧植栽(普)
⑨確認・修正

※線の濃淡(濃 > 普 > 薄 > 極薄)
・濃:断面線なので力を入れて濃く太く
・普:普通の筆圧で
・薄:薄く細く
・極薄:薄よりも薄く、ちゃんと確認できるギリギリの薄さ

この順番が基本と言えます。ここからやりづらいと感じた部分は自分なりに変更を加えていってください。この製図試験には解答例、あくまでも例があるだけで正答はありません。

自分なりに考えていくことが重要です。そしてこの順序を覚えるためにイメージトレーニングが効果的です。時間が空いた時に頭の中で図面を描きながら順序を再確認しておきましょう。

それでは目標時間は次回に。


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