バス停

地元に帰ってきた。
挨拶やらを済ませた後、観光しようと思い、市街地へバスで向かうために、最寄りのバス停まで歩いた。
少し歩くと、バス停に着いた。
思えば、通学の時も使っていたし、東京に転職するまでは通勤時にも使ってた。なのにバス停で観光客さながら、そわそわしてしまった。
観光客の多い土地で、観光客が慣れない感じを出しているのは土地の者として、手に取るように分かるが、今じゃ立場が逆だ。
「緊張する」と思ってしまった。まさかこんな所で、東京に馴染んだことを実感するとは思わなかった。東京生活はまだ3年しか経っていないのに、少し恥ずかしくなってきた。
バスが来るまであと5分ほどか。今日は休日。慣れるまでも少し時間があるな。

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