多くの店がやっていないファン作りに欠かせないもの

私はかつて

カジュアルファッションの
全国チェーン企業をやめて

とある商店街のはずれに
仲間と個店を作りました。

商品はネットでも買えるもの
ばかりでしたので、

お店が生き残っていくには
ワクワク系マーケティングの
「絆づくり」をやって

お客さんにファンに
なってもらうしかない、

と思っていました。

そこで、

お店オープン日の
最初のお客さんから
絆づくりをしていきました。

絆づくりの具体的な活動は
様々やりましたが、

中でもファンづくりに
大きく貢献したのが

毎月お客さんにお届けする
ニューズレターに書いた

スタッフそれぞれの
「自己開示」でした。

「自己開示」は
お客さんとの絆を作るために
欠かせないものですが、

「自己開示しましょう」
と言われても

「何を書けばいいのか分からない」
「自分のプライベートなことをお客さんに発信して大丈夫なのか」

と躊躇して、

なかなか踏み出せない方も
多いようです。

私も自己開示を書いた
ニューズレターを
最初にお客さんに送る時は

どんな反応が来るのか
とても不安でしたが、

いざ送ってみると
ネガティブは反応はなく

かといって目に見える
ポジティブな反応もなく、

といった感じでした。

「あれ、お客さん、読んでくれてるのかな?」
と思いながら、

次の月、また次の月と

自己開示を書いた
ニューズレターを
お客さんに送り続けたところ、

お店に来て感想を伝えてくれる
お客さんが現れはじめました。

そうしたお客さんとは

私が書いた自己開示のネタで
会話が盛り上がることで
関係性が深まり、

その後も繰り返し来店してくれる
ファン客になってくれました。

では、

私がニューズレターに毎月
どんな自己開示を書いていたか
と言うと、

日常のとてもささやかなことです。

中でも
一番お客さんにウケたのは、

「息子とたい焼きをはんぶんこに分ける時に
『どこが半分のラインか』で揉めた話」

という、
どうでもいい話でした(笑)

(この時にお客さんに送ったレター実物画像は
私の著書『つらい仕事が天職に変わる!』
154ページに掲載していますので、ぜひご覧ください。)

また、

「第二子誕生しました!」
と書いた時には

レターが届くと
たくさんのお客さんが
お祝いを言いに来てくれて、

中には
これまでまったく反応がなく

読んでくれてるかどうか
分からなかったお客さんも
来店して、

「おめでとうございます!」
と声をかけてくれました。

こうして
じわじわとお客さんとの絆が
出来てくるにしたがって、

お店がファン客で
賑わうようになっていきました。

こうしたファン客は

その後2号店を出した時も
地震でお店が大変な時も、

ずっとお店を応援して
支え続けてくれました。

当時の私たちが
自己開示をしていなかったり
途中でやめていれば、

こうしたファン客は
できていなかったでしょう。

ファン客はお店にとって
最も大事な存在ですが、

ファンになってもらうためには
絆づくりをしなければならず、

絆づくりに欠かせないのが
「自己開示」です。

ですが、

周りのほとんどのお店や会社が
自己開示をしていないこともあって、

やりはじめる時は
不安になる方が多いようです。

私もそうでしたが、

そこを乗り越えて
一歩踏み出してみると、

お客さんとの関係性が変わり
商売が変わります。

ぜひみなさんは
お客さんとの関係性を育み
商売が変わる「絆づくり」、

中でも「自己開示」、

やってみていただきたい
と思います。

ということで、

こちらの動画では小阪が
ファン作りにおける勘違いと
重要ポイントをお話ししています。

ぜひ最後までご覧ください!
↓↓↓↓↓
https://youtu.be/MV5Snfe0llI?si=CYyoOfm_Gs4bQ3QB

それではまた次回に。 
 
  
  

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