集客4倍を生んだたった一つのこと

私が講師を務める、
東京都新宿区主催の
売上向上実践講座。

先日、
2023年の最終回を
迎えましたが、

ご参加の方の中に
ライブレストランのオーナー・Iさんが
いらっしゃいました。

Iさんは講座最終回に向けて
「ある出演バンドの集客を2倍にする」
という目標を立てられました。

そこでまずやったのが
「チラシの見直し」です。

これまでは
「すべてのお客さんに向けて」
チラシを作っていましたが、

今回は
「このお店の既存客」
「このバンドのライブを観たことがある人」
を対象として
チラシ作成をすることにしました。

この「対象を決める」
というのはとても重要で、

「すべての人」
を対象にしてしまうと

発信するメッセージが
ふんわりしたものとなり、

「結果、誰にも響かないチラシになってしまった」
ということがよくあります。

対象を絞り込むことで
発信するメッセージが明確になり、

結果として
ライブに足を運ぶ人が増えるのです。

Iさんは今回
チラシの対象を定めたことで、

以前のチラシは
何となくカッコよく
作っていましたが、

今回はデザインも文言も
ガラッと変わったチラシが
出来上がりました。

そして
レストランに来ている
既存客に向けて、

チラシを拡大して
店内の目立つ場所に掲示。

来店客全員の目に
留まるようにしました。

さらに店の常連客に
チラシを手渡しし、

このバンドのライブの楽しさを
口頭で伝えていきました。

そうした取り組みの結果、

2024年1月のライブの集客は
2023年10月のライブの4倍に!

お店の常連で
このバンドのライブは初めての方、

久々に足を運んでくれた方など、

狙い通りのお客さんたちが
ライブを観に来てくれました。

Iさんは
「それまでは、全てのお客様に向けて宣伝しようと考えていた」
とおっしゃいましたが、

今回は
対象とするお客さんを
絞り込んだことで
集客は4倍となり、

大成功のライブとなりました。

そして、

Iさんとバンドメンバーは
今回来てくれたお客さんと
絆づくりをして

ファンになってもらうことも
考えて動かれていますので、

ライブの集客が増える

ライブに来たお客さんがファンになる

という循環が回りだせば、

毎回定員オーバーという事態も
起こってくるのではないでしょうか。

Iさんのこれからの実践が
とても楽しみです。

「対象を明確にして、絞り込む」
ということに関して、

「お客さんが減ってしまいそうで、
怖くてなかなか踏み出せない」

という方も
いらっしゃるかもしれません。

ですが、

私がかつて
仲間と開業した個店でも、

思い切って
お客さんを絞り込むことで

感性や波長の合うお客さんが
どんどんファンになってくれて、

お店を強力に支えてくれました。

結果、

そうしたお客さんたちのおかげで
愉しく堅調に商売を
続けることができました。

ぜひみなさんも

「うちのお店は誰を対象にしているのか」
「このチラシは誰を対象にしているのか」

ということを常に意識して
ご商売を営んでいただきたい
と思います。

ということで、

こちらの動画では小阪が
「成功するお店、会社は客を捨てている」
と言ってますが、

なぜ、「絞り込む」ではなく
あえて「捨てる」と表現しているのでしょうか。

その理由も動画内でお話ししていますので、
ぜひ最後までご覧ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/9J63zJrvv4o?si=KsyPE0x6ytnB7Fz6

それではまた次回に。
  
  
  

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