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創業からのロゴ刷新。10年目に向けての新しいチャレンジ

こんにちは、ファクトリエ代表の山田(https://twitter.com/tocio_yama)です。今日は衆議院選挙の投票日ですね。私も投票を終え、帰り道のカフェで今月を振り返りながらnoteを書いています。

さて、ファクトリエは、「語れるもので、日々を豊かに」をミッションとして2012年にスタートしました。全国各地の工場と一緒に、日本製の語れる洋服で、心の温度を1℃でも高めたいと思って事業を進めています。

ちょうど10月15日で9周年を迎え、下記のようなキャンペーンを開催。

(SNSで、”10年前の今”を投稿してくださった方の中から、創業時からロングセラーの定番シャツと和紙ソックスをプレゼントしています!今日までなので、奮ってどうぞ!)

ロゴを変えました!

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これまでの筆記体から、Adrian Frutiger氏が作った「Avenir」という書体へ。

旧ロゴは友人の吉本くんに書いてもらったロゴで、愛着がありました。

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しかし、よく言われていたこととしては(9年無視してましたが・・)

・このロゴ、なんて書いてあるの?読めないヨ!という質問と苦言

・上下の文字が印刷するときに毎回小さすぎて潰れる

・ロゴの独自性が強く、ブランドとして見られる(主役はあくまで工場)

など、少し困ったこともありました。

ロゴに寄せた想い

これから10年目に向けて、思い切ってロゴデザインを刷新することに。どうせ変えるなら、100年後も違和感なく、ファクトリエらしいものにしたい。

まずは、自分の中でキーワードを書き出し、似たキーワードをまとめました。本当は社内メンバーと一緒に考え、アイディアを出し、決めていくのが良いと思います。ただ、ロゴに関しては合議制の多数決で決めたくないな。ある意味、私がコレだ!というものにしたかったので、一人で進めました。

キーワード

1.日本 / 愛
世界中から愛される日本のものづくりブランドになるという意思

2.輪 / 和
工場の生産者とお客さんの両輪において、バランスの良い調和の取れた関係性を作りたい

3.礎 / 盤
お客さんの笑顔を想像し、生産者が最大限にその創造力を発揮できるような土台・環境作り

4.未来 / 持続可能な社会
クラフトマンシップを愛し、未来への持続という意味を込めました

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1.日本 / 愛 + 2.輪 / 和 → 日の丸と愛を示す「赤い丸」

3.礎 / 盤 → 公共の施設に使用される書体名

4.未来 / 持続可能な社会 → 書体名「Avenir(未来)」

何より、Adrian Frutiger氏はスイスの機織り職人家の生まれ。故人は、クラフトマンシップを大切にされていたことに共感しました(パートナーは日本人!)。

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(Adrian Frutiger氏)

サイトもリニューアル

ロゴが変わるため、トップページもそれに合わせて刷新。

グローバルナビを左に設置し、全体の商品画像を減らし、ロゴとマッチするシンプルなデザインにしました。

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商品の一覧ページも色ごとに掲載されていたのを、品番ごとに集約。

カーソルを色に合わせると、色が変わったり、サイズが見えるようになりました。

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商品はこんな感じになります

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最近発売した「世界最軽量クラスのナイロンパーカー」の胸元には、反射テープとしてロゴが載っています。

全ての商品を一気に新しいロゴにすることは難しいのですが(弊社では廃棄はNGです)、少しずつ、新しいロゴの商品が増えてくると思うので、楽しみにお待ちください。^^

以上、今回はロゴの変更について書きましたが、いかがでしたでしょうか。

(最後まで読んでいただき、ありがとうございました!)

チャレンジと謙虚さを大切に

ファクトリエは、挑戦と謙虚さをとても大切にしています。その上でも、このロゴは工場の突き抜けた技術や想いの「挑戦の基盤」として、とてもコンセプトと合っていると感じてます。

私や工場のトップが率先してチャレンジし、失敗したときにはそれを自分で認め、素直に語る。成功したときには控えめに語り、失敗したときには自らの口ではっきりと反省を語るのを心がけています。それによってメンバーの誰もがリーダーの過ちから学び、恩恵を享受できると思っています。

それでは、より良い未来に向けて、素晴らしい旅路になりますように。

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その他、商品開発とファン作りは下記よりどうぞ。

・ものづくりについて

→D2Cブランドの99%はプロダクトで決まる

・顧客・ファンづくりについて

→お客様をファンに変える。熱エネルギー型のブランド論

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