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痩せる習慣を身に着けるには、消費カロリーよりも心理的ハードルが重要

こんばんわ。

今日は一気に気温が下がり、風も冷たく感じますね。

昨日、ダイエットにおいては、運動よりも食事の方が比重は高いとお伝えさせて頂きましたが、もちろん運動が不要な訳ではありませんし、健康の為には運動は大切です。

ダイエットの際に、お客様からの運動に関する質問として、「消費カロリー」に関することを多く頂きますが、消費カロリーに目を向けるよりも、心理的ハードルの高さが重要になります。

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そこまで頑張らなくても続けられることが大切

基本的に、ランニングが三度のご飯より大好きです!といった方が、太っている確率はかなり低いですよね。

体重が気になる方の多くは、日頃の運動習慣が無く、運動自体がそこまで好きではない方や、身体を動かす事は好きだけど、忙しくてなかなか時間がとれないといった方の方が多いかと思います。

そういった方にとって大切になってくるのは、そこまで頑張らなくても続けられることであり、その行動を行うのに心理的ハードルが低いことが重要です。

痩せる習慣を身に着ける為にも、健康の為にも、運動において大切なのは、1回の消費カロリーよりも継続性ですね!

消費カロリーと心理的ハードル

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以下の運動を始めようと考えた場合、心理的ハードルが低く、開始しやすく、継続しやすいのはどれでしょうか?

1,早朝のランニング

2,ウォーキング

3,お散歩

おそらくほとんどの人は、3のお散歩を行う事が心理的ハードルが低く、始めやすく、継続しやすいのではないでしょうか?

多くの方は、「よし!今年こそは痩せるぞ!!」「明日は1時間早く起きてランニングだ」と決心してランニングを始めたりしますが、その3日後には「今日は雨だから仕方ないよね」となり、また翌年の元旦くらいに「よし!今年こそは‥‥‥」といった繰り返しになりがちです。

消費カロリーの順番で並べると、1が最も多く、3が最も少ない訳ですが、心理的ハードルの順番も同じ様に、1が最も高く、3が最も低い訳です。

たしかにランニングは、お散歩やウォーキングよりも消費カロリーは多いのですが、心理的ハードルが高いと感じる方が多く、継続することが難しい場合がほとんどです。

自分にとって心理的ハードルが高い事は何か?

人によって、大変と感じたり、面倒くさいと感じることは様々ですので、自分にとって心理的なハードルが高い事は何か?を知る事が大切です。

例えば、ランニングの場合、ランニングウェアに着替えたり、シューズを履き替えたりなどが必要になりますよね。

それに対してお散歩であれば、わざわざ着替えたり、シューズを履き替えたりすることはほとんどありません。着替える事や、わざわざシューズを持って行ったりすることが面倒くさいと感じる方は、続ける事が難しいですし、走るのは気持ち良いんだけど、洗濯ものが増えて、その手間がストレスになるという場合もあるかもしれません。

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また、自宅での筋力トレーニングやピラティスなどであれば、外に出る必要もありませんので、外に出るお散歩よりもそちらの方が続けやすいという方もいるかもしれません。

フィットネスクラブやジム、スタジオなどに通う場合も、家や職場からの通い易さであったり、営業時間、ウェアやシューズのレンタルが付いているのか?自分で持って行かなければいけないのか?で継続のしやすさは変わりますよね。

運動強度に関しても、人によってツライやキツイと感じるものは異なりますので、自分はどういったレッスン中やトレーニング中に、ツライと感じるのか?気持ちいいと感じるのか?を知る事も大切ですね!

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運動やトレーニングというと、ついつい消費カロリーだけに目を向けがちですが、大切なのは自分にとって面倒臭いと感じる事は何か?続けやすい事は何か?なんですね。

どれだけ消費カロリーが高い運動だとしても、続かなければ効果は得られませんので、自分がそこまで頑張らなくても続けられることは何か?を意識して頂くと、健康的な習慣が身につきやすいですよ。

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