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頭を15度前に傾けるだけで首へは2倍の負担が掛かる⁈

 こんばんわ。

最近は、全国で「Re-arch Spine」や「Re-arch foot」の考え方や評価法、使い方を専門家の方にお伝えさせて頂いてますが、その場で使用をした専門家の方々はもちろん、後日、お客様に指導をした所、「お客様からRe-archを欲しいという言葉を頂くのですが、購入できますか?」というご連絡を多く頂きます。

電車に乗ると、多くの方がスマホをいじっていますが、皆頭を前に突き出し、スマホを見ようと下を向いている状態。

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頭は5㎝前に出れば2倍、10㎝前に出れば4倍の負担が首に掛かりますが、それだけではなく、スマホを見ようと頸部を15度前に傾けることで、約2倍の負担が首に掛かり、30度で約3~4倍、45度で約4~5倍といった報告も見られます。

家や電車の中ではスマホを見て、仕事中はパソコンのモニターを見て、といった生活を続けていると、首にはもの凄い負担が加わっている訳ですね!

そして、頭を前に突き出した姿勢では、顎が上がり、頭の付け根にあたる後頭下筋群は、ギュッと短縮した状態になり、頭も首もコリコリに。

そうすると、頭の後ろには「後頭神経(こうとうしんけい)」といった神経がありますので、筋肉が過剰に緊張をすることで「後頭神経」を圧迫して、「後頭神経痛」などを引き起こしやすくなります。

後頭神経痛:片側の首から後頭部や頭頂部にかけ(三叉神経領域)て、チクチク・キリキリ・ズキズキとした痛みが起こるのが特徴

そして、それだけではなく、頸椎と呼ばれる首の骨には、「椎骨動脈(ついこつどうみゃく)」といって、脳へと繋がる動脈が通っていますので、ストレートネックになることで、見た目の問題だけではなく、脳への血液循環などにも影響を与えることが考えられます。

それ以外にも、マイナスの要素はたくさんあるのですが、スマホによって得られるプラスの要素は大きいですし、いくら頭や首への負担が大きいからといって、今更スマホやパソコンを使わない生活は考えられませんよね。

その為、大切になるのが「セルフコンディショニング」

以前からお伝えさせて頂いている様に、最低でも1時間に1回は立ち上がって伸びをしたり、肩や股関節を回したり、窓まで歩いて行って、外を眺めたり。

そして、テレワークなど自宅でお仕事をされている場合は、お昼休憩や仕事の終わりに、Re-arch Spineを使って後頭部の筋肉を緩めたり、首のアライメントを整えたりして頂けたらと。

ご飯を食べたら歯を磨く様に、デスクワークをしたり、スマホを一定時間使ったら、エクササイズやお散歩、Re-archを使ったコンディショニングを行う。

首や肩が凝りにくい身体を創っていきたいですね!



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