タスクシュートのどこに惚れたのか
タスクシュートとは、ひときわ異彩を放つユニークなタスク管理ツール&メソッドだ。1日の予定表と行動記録が一体化したような機能を持っている。
そんなタスクシュート、正確には「タスクシュートクラウド(TCC)」の、どこに私は惚れたのか？
ひとことでいえば「24時間すべての行動記録が残せる」ところ。という答えになるのだけど…
しかし、とてもひとことでは表しきれない。ただ24時間の行動を残すだけなら、手書きでもいいし、Googleカレンダーにだってできることだ。
ポイントは「残せる記録の細かさ」と、「その残り方」と、「データの取り回しのしやすさ」だ。
今回の記事は、TCCに惚れたポイントの詳細と、その流れで今心に湧き上がる2つの情熱について。
TCCのどこに惚れたのか
惚れたポイントを細かく書くと3つになる。とくに3つ目のポイントが最高で、ここに心を鷲掴みにされた。
①24時間の全行動記録が取れて、それを気軽に並べ替えられる点
②毎日必ず実行することは自動的に毎日書き出してくれる点(月曜と金曜だけ、なども可能なところも◎)
☆③行動(タスク)1つに対して記録できることの細かさが、まさにかゆいところに手が届くものだった点。とくにここが私にとって最高すぎた。さらに詳細を書くと…
a.その行動の開始と終了時間が残せること
b.行動1つにかかった合計時間がわかること
c.行動に「種類」が付与できること(「メール返信」という行動でも、その種類は「仕事」であるとか「遊び」であるなど分けられる)
d.「行動の種類」の合計時間が計測できること(色々な仕事をするけれど、それぞれのタスクにかかった時間とは別に「仕事」自体の合計時間もわかる)
e.実行していた時の状態を付与できること(このタスクは集中していた、このタスクはダラダラしていた、など)
f.行動に関する詳細なメモが残せること(注意書きや気付きや学びなどが残せてこれが非常に重宝する)
g.行動への「評価」が付与でき、集計も出せること(1日のうちに目標達成に寄与した時間は何％だったか、無駄にした時間は何％だったか、などがわかるようになる)
これらができるツールを、タスクシュートクラウド以外に知らない。
そして今書きだしてみてもよだれが出てくる。やっぱり最高のツールだ。もう使って3年になるというのにまったく飽きない。 特に③の細かさがたまらないのだ。本当に、私が欲しかった物が完全に、ピッタリ網羅されている。
なぜそこまで惚れたのか
タスクシュートクラウドの「便利な点」はたくさんあるが、私が初めてこのツールに出会って度肝を抜かれたのは、この「細かさ」と「取り回し」のバランスに優れた記録ができる点だった。
そもそも私には「24時間のライフログを理想の形で残したい」というニーズがあり、しかしそこに応えてくれるアプリや方法を見つけられずにずっと痛みがあった。
そんな状況で出会ったからこそ、一撃で心を持っていかれたのだと思う。
私のようなニーズを持つ人は少ないかもしれないがゼロではないとも思っていて、そういう人にとってのタスクシュートクラウドは、まるで大日如来の如く金色に輝いて見えることと思う。
今は「普及」と「活用」に情熱がある
今のタスクシュートに関する情熱の1つは「普及」活動だ。タスクシュートを「使える人」を増やすこと。
先に書いた熱量やニーズは特にない人にも、どうやってタスクシュートを届けるか。
使ってみて確信を持っているのだけど、このツールは私のような変態にだけでなく、どんな人にとっても人生を豊かにするための助けになれる。
もっとも使用歴の長い人では20年近くこのメソッドを使っているほどだ。長く残っているという点からみても、やっぱり「間違いない」ものだと思う。
今はタスクシュート協会でどんどんサポート体制を充実させていっているので、どんどんツールを試してみる人や使いこなす人が増えていき、ツールを好きになってくれる人が増えることはもちろんのこと、使ってくれた人の人生がよりよいものになることを願っている。
もう1つの情熱は「活用」。とりわけ「実利的な面」でツールをもっと使いこなすことだ。
タスクシュートの可能性はめちゃくちゃ大きいと感じていて、その大きさに比べてまだまだ活かしきれてないとも感じる。
今は成果を上げるよりも「満足度の高い日々を送る」「1日に豊かさを感じる」ような使い方をしているけど、これからはもっと「実利的な成果」を叩き出せるような使い方を意識したい。(それによって「使ってみようかな」と思う人も増えるだろうという狙いもある)
この記事を書いて、あらためてツールの素晴らしさを確認でき、普及にも習熟にも励んでいこうと思えた。
毎晩21:40〜22:00にタスクシュートのサポート会をやっているので気軽にお越しくださいね。クラブハウスというアプリを使って参加できます。
p.s.
私のTCC歴について詳細は以前の記事に
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