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自分のことは自分ではわからない。フィードバックを得よう。

自分のことをわかりたい、理解したい時というのは、自分を守りたい時でもあるが、何かを変えたい時もある。どう変えていけばいいのかわからない時、自己理解から切り込んでいくのは効果的だ。

自己理解のためにホロスコープやタロットなどの占いをしたり、ストレングスファインダーやウェルスダイナミクスなどの診断を受けてみたりする人も多い。

しかし、自分のことを知識だけで理解したり、自分1人でどれだけ考えてみたって、実際にはほとんどわからない。「わかった」と思っても、自分の頭の中でだけの話で、現実にはあまり使うことはできないケースが多い。


効果的なフィードバックを得るには

自分を変化させるためにもっとも効果的なことは、望む変化を起こし切るまで、フィードバックを繰り返し得続けることだ。

フィードバックを得る方法は2種類ある。①人からか、②記録からか。

①人と関わる中で、自分は見えてくる。人からの意見で見えるものがある。そのために、勇気を持って自分を出していくこと。

②行動記録を取ることでも自分を見ることができる。「たしかにその時間、自分という人間はそれをした」という事実から、理想や妄想を除いた正しい自分の姿が見える。


人の意見から自分を変化させていくには

「人からフィードバックをもらうのが平気」という人は稀で、多くの人はフィードバックなんてされたくない。「お前に言われたくない」とか「ダメ出しなんて受けたくない」とか「耳障りのいいことだけ聞いていたい」とか。なので、「この人になら!」という人を決めて、お願いするのがやりやすい。だからカウンセリングやコーチングは重要で、もっと気軽に人に頼んでいく文化になるといい。(ただ、自分に合う・合わないという相性は必ずあるので要検討)

フィードバックをもらうといい相手は2種類。

①飾らず自分を出せる相手でありかつ、相手から何を言われても、たとえその瞬間には感情が揺れても受けいれたいと思える相手。

②「自分が変わりたい先の変化をすでに起こしている or その変化を起こしてあげられている」×「自分と諸条件が似ている or それを踏まえられる」相手だ。


記録から自分を変化させていくには

記録から自分を変化させていくにはコツがあって、ただ行動を記録していくだけでは効果は低い。オススメの方法は2つある。

オススメの方法①
今取った行動が変えたい行動であったなら、記録した瞬間にその行動をどうしたいか?と問うてメモする。時間にして5秒くらいだ。記録と共に即時にレビューを行う、というイメージで行う。

オススメの方法②
変化したいのにできない時には、自己理解を新しくする必要がある。「今まで通りの自分の理解」を新しくする。

そのために1日の終わりに行動記録の一覧を振り返ってみて、新しい「自己の理解」を掴もうとしてみる。行動記録を眺めながら

・この行動をなぜここで行うのか、別のタイミングでは行えないのか?
・この行動をする時間で他のこともできると思うが、なぜこの行動なのか?
・他の行動をするのなら何をするか?目的に適うにはどうか?

などを問いかけていくと、「じゃあこれやってみるとよさそうだ」と思えるものを見つけることができる。


おわりに

私も壁打ち相手として、フィードバックを出す相手として、ありがたいことにご指名いただくことが多い。

また、行動記録の方は、タスクシュートクラウドというツールを使うととっても取りやすいので試してみてほしい。タスクシュートクラウドの使い方についてもサポートしている。

このnoteは毎日更新にチャレンジしてコツコツ書いていて、内容はなるべく少なくやっている。のでわからないこともあると思う。何か疑問や困りごとがありましたらコメントやTwitter(X)からDMください。

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