田中トシノリ

広島県在住2児の父。子育て、畑、バスケ、映画、音楽。映画『ジャイビーム!インドとぼくとお坊さん』『ひびきあうせかい RESONANCE』『スーパーローカルヒーロー』など⇨http://toshinoritanaka.com/

田中トシノリ

広島県在住2児の父。子育て、畑、バスケ、映画、音楽。映画『ジャイビーム!インドとぼくとお坊さん』『ひびきあうせかい RESONANCE』『スーパーローカルヒーロー』など⇨http://toshinoritanaka.com/

    マガジン

    • 映画『ひびきあうせかい RESONANCE』

      音楽映画とドキュメンタリーの新たな到達点!出演・サウンドデザインは青柳拓次。国境や時間を超えて人々が声を響かせ合う瞬間に紡ぎ出される平和な世界。これは夢ではない!新宿K'sシネマ他、全国順次ロードショー!https://www.resonance-movie.net/

    • 映画『スーパーローカルヒーロー』

    • 映画『ジャイビーム!インドとぼくとお坊さん』

      1億人以上ともいわれるインド仏教徒を導く日本人僧侶、佐々井秀嶺(しゅうれい)85歳。その豪快でお茶目な素顔に迫る密着ドキュメンタリー!情熱溢れるインドの大地と人々を臨場感たっぷりに映し出す、愛と笑いの9日間。2020年11月公開&DVD発売! https://www.jaibhim-movie.com/

    • Radio Bhim!

      この世の中の様々な闇を切り拓く一筋の光(ビーム)の如く、希望の肉声を世界に伝播するインディペンデントラジオ「Radio Bhim!(レディオ・ビーム!)」 内容は地域や一部の利益に留まらず、世界・地球規模の希望に繋がるような、ディープなゲストとテーマを予定しています。 一般的には怪しい内容が多くなると思うので、イヤホン付けて仕事中でもこっそり聞けてしまうラジオが便利だと思います。どのくらい続けていけるか分かりませんが、乞うご期待!

    最近の記事

    心が動かされることを生業として生きていくこと|映画『丸木舟とUFO』

    ・心が動かされることを生業として生きていくこと ・血縁を超えた家族をつくること ・言葉ではなく行動こそが人の心を動かし世界を変えること これらが表現された、とっても良質な映画でした。 こんな映画どんな内容の映画なのかは予告編をどうぞ! レビュー 40代で、二児の子育て真っ最中で、もっと心動かされることにフォーカスして生きていきたいと日々考えている僕からしたら、なんともドンピシャな内容だった。 主人公が移住者っていうのもまた共感するポイント。僕はUターンだけど、友達は

      • 子どもに対する大人の態度がためされている映画「カモンカモン」

        『星の子ども』クレア・A・ニヴォラ​より 僕には今、4歳と1歳の娘がいる。​ ​ 彼女たちは、生まれてから日々、やったこともないことが出来るようになったり、想像もしなかった現実を受け入れたりしながら成長している。と同時に、僕たち大人たちや、たまたま先に生まれた人たちが作り上げたルールや理屈とたたかっている。​ ​ この奇妙な世界で生きていくために必要なことなのかもしれないが、生まれてきた目的は、立派な大人になるため?健康で長生きするため?​ ​ 先のことなどまっ

        • オカネイラズとは|ギフトエコノミーとこれからのこと

          いらないモノをあげたり、ほしいモノをもらったりを無料でおこなうフェイスブックグループ「オカネイラズ」の活動が、『ギフトエコノミー―買わない暮らしのつくり方』という本に紹介されました。 この本を読んであらためて、オカネイラズを立ち上げた当時のことを思い返しました。2013年に立ち上げてから約8年。社会の雰囲気や、この本が出版されたということも含め、そろそろ次の段階に来てるのかも…。 10年目の3.11の今日、あらためてオカネイラズに込めた思い、これからのことについて書いてみま

          • あるミュージシャンからの手紙。「『今』を強烈に伝える作品」

            あるミュージシャンからお手紙をいただいた。 映画『スーパーローカルヒーロー』のDVDを贈呈したお礼に添えて、「この作品は古くならない」「『今』を強烈に伝える作品」と書かれていた。 3.11の反動からつくった映画。きっと制作当時はがむしゃらだった。10年後の今のことなどイメージ出来ていなかったと思う。 ただ、映画をつくるときにいつも心がけていることがある。 それは、映画にすること。 映像作品でも、ドキュメンタリーでもなく、映画にすること。 それは「普遍的な物語が描か

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 映画『ひびきあうせかい RESONANCE』
            田中トシノリ
          • 映画『スーパーローカルヒーロー』
            田中トシノリ
          • 映画『ジャイビーム!インドとぼくとお坊さん』
            田中トシノリ
          • Radio Bhim!
            田中トシノリ

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            「社会的な役割や肩書き、主義主張が外れることによって、実はみんな楽になれる」#サークルボイス|青柳拓次インタビュー

            映画『ひびきあうせかい RESONANCE』の制作時に行った青柳拓次へのインタビューより。 Q、サークルボイスを始めたきっかけは何だったんですか?「サークルボイス」とは オーディエンスが青柳拓次とともに、世界中の部族、民衆特有のスキャット(意味をもたない詞)をオリジナルのメロディーにのせて歌う、参加型のコンサート。 言葉の限界 構想自体は2006年頃から。 詩や文章を読むリーディングのイベントをやっていて、言葉のコミュニケーションをけっこう密にやってました。誰しも言葉

            映画『ひびきあうせかい RESONANCE』にタイトル決定&ウェブサイト公開!(旧題『サークルボイス(仮)』)

            こんにちは。 田中トシノリです。 映画『ひびきあうせかい RESONANCE』にタイトルが決定&ウェブサイト公開しました!(旧題『サークルボイス(仮)』) 映画『ひびきあうせかい RESONANCE』公式サイト この度は映画『ひびきあうせかい RESONANCE』にご支援いただき、誠にありがとうございました。映画をつくるための制作費、全国で上映するための配給・宣伝費を、たくさんの方々からご支援いただきました。   ・制作費ファンディング金額:1,728,000円(20

            映画「サークルボイス(仮)」は随時カンパを受け付けています。

            映画「サークルボイス(仮)」全国上映のためのクラウドファンディングは9月30日を持って終了し、目標金額を上回る1,685,000円が集まりました。 本当にたくさんの方々のお力添えのおかげです。心より感謝いたします。 これから全国上映を目指し、準備を進めてまいります。また上映場所や時期が決まりましたら、随時ご報告させて頂きます。 また、ネクストゴールとして掲げた目標の1つである、韓国での上映・サークルボイスについても実現に向けて準備を進めてまいります。 映画「サークルボ

            今からちょうど2年前、映画撮影中に自分に宛てた手紙

            今からちょうど2年前。映画撮影中に書いた手紙が出てきた。 誰かに宛てたというよりも自分に向けて書いたような文章。 制作にかかった5年間、ずっと持ち続けた信念。 なぜ、いま、この映画か? 大地やいのちを汚すことをやめて、どうやって守っていくかとうことよりも、なぜか新たな争いや開発の必要性が聞こえてくる、そんな6年だったかと思います。 3.11の反動からつくった前作『スーパーローカルヒーロー』は、 「個々が自分の意思と責任で、身近な人のために行動を起こすことで小さな平和を創

            リターン特典追加と日韓サークルボイスについて|映画「サークルボイス(仮)」

            こんにちは。 映画「サークルボイス(仮)」監督の田中トシノリです。 まずは、このたびの台風15号により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。 さて、映画「サークルボイス(仮)」のクラウドファンディングは開始から今日で20日目。 残り17日でいよいよ半分を切ったということで、ページをリニューアル致しました。 試写会に参加された方々からのご意見・ご要望を取り入れ、 映画サントラ、Tシャツやトートバッグなどの商品や、映画本編に声が入れられたり、青柳拓次さんと一緒に

            「サークルボイスは古代から未来へつなぐヒーリング・セラピーであり、チューニングなのだ」ヴィヴィアン佐藤(美術家・ドラァグクイーン)

            映画「サークルボイス(仮)」へコメントを寄せてくれた方を一人ずつご紹介。 美術家、ドラァグクイーン、建築家、映画評論家など様々な肩書きを持つヴィヴィアン佐藤さん。 実は、僕が住む街、尾道の観光大使でもある。だからヴィヴィアンさんと出会ったのも尾道。情に厚い気さくな方で、仕事以外でもたびたび尾道に足を運んでくれている。 映画、音楽、芸術、社会、政治、ジャンルを問わず広い視野で世界を読み解き、自らも作品を作るアーティストでもある。 全国を飛び回る多忙なスケジュールの合間を

            「命について、この地球について、思索しながら帰路につくだろう」林原玉枝(童話作家)

            映画「サークルボイス(仮)」へコメントを寄せてくれた方を一人ずつご紹介。 4人目は広島県尾道市に住む童話作家で、僕のような若いクリエイターや頑張る人をいつも応援してくれる林原玉枝さん。 前作「スーパーローカルヒーロー」も気に入っていろんな方に広めていただいた。今作も、制作段階から支えてくれ、完成を共に喜んでくださりました。 ありがとうございます! 美しい映像でした。私たちは、どこからきてどこに行くのかという、人間の根源的な問い。 宇宙の一部である私たち一人一人の命。それ

            映画『ひびきあうせかい RESONANCE』 コメント一覧

            田中将賀(アニメーター)青柳拓次さんの音楽と共に色々な場所のそれぞれの音を聞く。当たり前なんだけどそれをあらためて聞くと面白い。 そして、彼の素敵な笑顔と共に人々との絡み。 今だからこそこのゆっくりとした、暖かい時間の共有が心に染みます。 佐々木俊尚(ジャーナリスト)人類が言葉も文化も分かれ、バラバラになってしまう以前の原初の音楽ってどんなものだったのか。グローバルの時代にあらためてそのサウンドをもとめてさすらうLITTLE CREATURES青柳拓次さんの

            青柳拓次さんのファンの皆様へ「サークルボイスのコンセプトを世界に広めたい」

            はじめまして。 映画の街として知られる広島県尾道市で映画をつくってます、田中トシノリと申します。 青柳拓次さんが2013年から取り組む音楽プロジェクトCircle Voice。歌の上手い下手関係なく、または歌わなくても、誰もが参加でき、みんなで1つになれることを体感できる場。僕が感じたのは「ここから平和をつくりだす」ということ。 このプロジェクトを広めるお手伝いがなんとか出来ないかと記録し始めたのが2014年。それから僕なりにCircle Voiceを観察し、時には参加し

            「そう、音と共に進む映画なんだ 」小金沢健人(アーティスト)

            映画「サークルボイス(仮)」へコメントを寄せてくれた方を一人ずつご紹介してまいります。 3人目は、友人でアーティストの小金沢健人(タケちゃん)<写真右>。そもそも僕が尾道に住むきっかけとなった友人で尾道でカフェとゲストハウスを経営する村上博郁(ヒロくん)<写真左>のベルリン時代の盟友。1999年から2016年までの約18年もの間、ベルリンを拠点に世界で活動してきたタケちゃん。彼が次に目をつけたのがヒロ君が住む尾道。 彼が尾道に住んでずいぶん街の温度が上がったし、「アーティ

            「思考することをやめ、感覚的に作品を感受できれば、本作は正に『BGM (バック・グラウンド・ムービー)』と呼ぶにふさわしい作品」みく(思想家)

            映画「サークルボイス(仮)」へコメントを寄せてくれた方を一人ずつご紹介してまいります。 2人目は、私、田中トシノリのアイドル的存在で同じ島に住む盟友、アナキストで思想家のみく君です。 みく「文字数どうします?指定してください」 僕「じゃあ200字程度でお願いします」 結果、656字となって送られてきたその熱量と愛を、ぜひ! 21世紀に入り、この世界はより混沌としてきた。移民排斥運動、ヘイトスピーチ、全世界的な右傾化、政府による国民の弾圧……文明の進歩に逆らって、もはや

            「表面的な違いの先にある、皆が同じであるということ」青柳拓次(音楽家)

            映画「サークルボイス(仮)」へコメントを寄せてくれた方を一人ずつご紹介してまいります。 まず一人目は、この映画の主人公で、音楽プロジェクト「サークルボイス」を生み出した音楽家、青柳拓次さん。 彼との出会いは、前作「スーパーローカルヒーロー」。映画音楽を依頼したことから交流が始まった。その素晴らしい映画音楽のお返しに何か出来ないかと探していたところ、サークルボイスのことを知った。それから5年もかけて本作が生まれるとは、その時は想像もできなかった。 彼は音楽だけでなく、写真