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読んで書くこと、そして人生とアート

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読書や文章作成に関する本の感想や、自分なりの読書に対する考えのようなものをまとめていきます。人生とアートを本で語れるようになりたくて。 人間の思考について突き詰めていくと「言語…
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#豊かさ贅沢さを考える

「一人ではできないことをチームをつくって成し遂げて、その達成感・充実感を味わいたくはないかい?」

「一人ではできないことをチームをつくって成し遂げて、その達成感・充実感を味わいたくはないかい?」

タイトルの質問が相手の仕事観を知る良いリトマス試験紙になると、前回のエントリに書いたところ、ちょっとした反応があった。

https://note.mu/toshimitsuhara/n/n13486dff7e71

タネ明かしすると、質問の回答を分類して仕事観を知ることができる。分類ごとにどのような対応を取るか工夫することにしている。

回答1.「私にはチームを与えられていない」「私は悪くない」

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本を贈ることができるだろうか?

本を贈ることができるだろうか?

人が人を想う。だから人は人に何かを贈る。歳を重ねると惰性となりがちな人へのプレゼントだが、改めて考えることで「価値の自覚」というものを持ってみたい。それが旨帰(しき)というものだろう。

贈答というのは、実に人間らしい所作だと思う。この「人間らしさ」のレベルを上げようと思った時、何をもってレベルを実感したものか。プレゼントというのは、そもそも片想いである。それで良い。贈って見返りを求めては、それは

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哲学と屁理屈

哲学と屁理屈

 自分は相手と哲学をしたいと思っているのに、相手から「屁理屈」が出てくる問題。

 屁理屈と言うのはたいていは「正当化」。先に目的だったり目論見だったりがあって、その手段として理屈を述べる。一方で、哲学と言うのには正解は無い。「これは何か。これの意味するところは何か。」なんてことを、何度も何度も考えながら自分の思考を深掘りしていく。深く掘っていった結果、当初思ってもみなかった結論に辿り着き、その結

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夢を見た。

夢を見た。

夢を見た。覚めてほしくない夢と、覚めてほしい夢がある。自分にとってのその違いはなんだろうかと考えてみた。

覚めてほしくない夢は、憧れの人や仲の良い人たちとの楽しい時間であることが多い。覚めてほしい夢では、トラブルに巻き込まれたり、事故にあったり、精神的に身体的に痛い目にあったりする。

詩集をいつも持ち歩く

詩集をいつも持ち歩く

日常の風景に非日常を感じたりして、ふと衝動的に詩を読みたくなったりする。そんな時に備えて、携帯電話に電子書籍で詩集を忍ばせておく。

電子書籍で詩集を持つと、衝動的に詩を読みたくなったその時に詩集を取り出すことができて便利。贅沢な瞬間をタイミング良く得られる。それに、携帯電話に詩集を忍ばせておくだけで、自分の中で文化が育まれている気がしてくるから不思議。(参考書を買っただけで賢くなった気がするのと

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