雨の森で感じるもの
雨の森を歩いていると、五感が研ぎ澄まされてくるようだ。クマの生息域での撮影は、あらゆるものに敏感になる。結果的にではあるが、身体が自然に反応して撮れるようになる。意識と無意識の間の中で、浮遊するように森を彷徨い、ある瞬間、ふいにイメージが立ち上がる。そんな写真が撮りたい。
アートディレクターと一つの世界観を作り上げていく過程で、自分は写真でなにがしたいのかを深く考えている。なぜここに住んでいるのか。住みながら撮るという意味の、本質に辿り着けそうな気がしている。
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