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プリントすることで見えてくるもの

少し前、キヤノンのプリンターPRO-G1のPR動画に出演させてもらいました。

その後、横浜のゼミ生向けにプリンター講座を複数回開催しました。生徒さんの中に深く関わっている人がいたというのも理由の一つですが、プリントすることで見えてくるものを体感して欲しかったのです。

というのも、プリンターを持っていない人が案外多いことに気づきました。カメラは持っているしよく買い替えるのに、出力はしない。そんなわけでゼミに提出してもらう写真プリントも「がんばれ」というものが多かったのです。

ところがそんな生徒さんたちがプリンターを購入し、プリントを自分でするようになると見違えるように写真が上手になっていくんですね。アウトプットまで見据えて写真を撮ることで、きっと何かのスイッチが入るのではないかと想像しています。少し伸び悩んでいた人が、プリンターを買って自分でプリントを始めた途端、グンと伸びるのを近くで見せられると、自分が経験したことが間違いではなかったということに改めて気づきます。

これは決してプリンターの宣伝なんてものではなく、事実なんです。そして何より、プリンターを買って自分でプリントしてくる生徒さんは皆一様に「写真が楽しい」と言います。ここ、一番大切ですよね。データで写真を見ることが多くなった時代ですが、プリントすることで必ず新しい扉が開くことも、また事実なのです。

そんな僕も最近は出力の日々。黒い写真が多いのでブラックインクばかりが減っていくのは困ったのもです。

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